トシの読書日記

読書備忘録

ずっとさようなら

2007-01-26 01:29:29 | た行の作家
大道珠貴「ひさしぶりにさようなら」読了

もうね最悪。びっくりした。なにがって?一度読んでごらん。

大道珠貴は好きなんです。「背く子」を初めて読んでから「裸」「しょっぱいドライブ」「傷口にウォッカ」「銀の皿に金の林檎を」と、なんだかなーと思う作品はあったものの、それでもと思い、めげずにきたら「銀の皿に~」みたいな佳作に出会ったりして、よしよしって思ってた矢先なんです。

たしかにね、たしかに、わりと汚いというか、あらーと思うシーンはこれまでも少なからずありました。でも、さすがにこれはないんじゃないかと。やりすぎですって。大道さん。

どんな描写があったかとか、書く気になれません。胸が悪くなる。

併載されてた「いも・たこ・なんきん」も、平常心で読めばそれなりに評価できる作品かも知れないけど、すでに冷静さを欠いた状態で読んでしまったんで、なにも言う気になれません。

大道珠貴、見損なったぜ。

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