小川洋子編「小川洋子の偏愛短篇箱」読了
ちょっと銀行かなにかへ行って、待っている間に読む本としては、大江健三郎の単行本はちょっと仰々しい感じで、やっぱり文庫がいいわけで、そんなことで本書を選んでみました。
小川洋子が愛して止まない短編が16作品収められています。しかし、こんな本を読んでしまうと、知らない作家が何人もいて、また自分の読書の網が広がっていってしまいますねぇ。うれしいやら困るやらでちょっと複雑です。
印象に残ったのは内田百「件(くだん)」、尾崎翠「こおろぎ嬢」、川端康成「花ある写真」、横光利一「春は馬車に乗って」、武田百合子「薮塚ヘビセンター」、吉田知子「お供え」と、もう大収穫でありました。
特に尾崎翠の「こおろぎ嬢」。これはなんとも不思議な小説です。こんなすごい本を読む機会を与えてくれた小川洋子に感謝です。
ちょっとネットで尾崎翠を調べてみることにしましょう。
ちょっと銀行かなにかへ行って、待っている間に読む本としては、大江健三郎の単行本はちょっと仰々しい感じで、やっぱり文庫がいいわけで、そんなことで本書を選んでみました。
小川洋子が愛して止まない短編が16作品収められています。しかし、こんな本を読んでしまうと、知らない作家が何人もいて、また自分の読書の網が広がっていってしまいますねぇ。うれしいやら困るやらでちょっと複雑です。
印象に残ったのは内田百「件(くだん)」、尾崎翠「こおろぎ嬢」、川端康成「花ある写真」、横光利一「春は馬車に乗って」、武田百合子「薮塚ヘビセンター」、吉田知子「お供え」と、もう大収穫でありました。
特に尾崎翠の「こおろぎ嬢」。これはなんとも不思議な小説です。こんなすごい本を読む機会を与えてくれた小川洋子に感謝です。
ちょっとネットで尾崎翠を調べてみることにしましょう。
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