ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

東京マラソン優秀

2007-02-18 20:59:21 | Weblog
 雨の寒い朝、やっぱり東京マラソンはやったね。
 天変地異以外は、参加者の熱望と準備した結果から実行しかない。
 9時5分スタートで、人の海。
 大都会で、初の市民マラソンだったけど、日本人は大きな混乱もなく実施できるという、こんな点の優秀さを再確認したみたい。
 ふと、彼方昔の米軍占領を殆ど静かに受け入れた伝説、さもありなん。
 悪く言うと、突然の“戒厳令”でもみんな従順になってしまうんだろう。
 良く言うと、みんな状況把握が出来るということかな。
 人工的交通麻痺でも、これを受け入れて混乱しない。
 長い物に巻かれながらも、大事を見失わないなら成長。
 今回はマラソンを盛り上げながらやり遂げること。
 日本選手が勝てなかったのは残念だったが、あの寒さの中でジェンガ選手が抜きんでて、2時間9分台で優勝は凄いと思う。
 でも、こんな事が出来るのは、何といっても平和なんだ。

 電話はなく、今日も安泰のはず。終末の健診講演の準備をする。

※ 6時間かかっても完走、でもやり続けてないと走れない。
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えきねっとvs エクスプレス

2007-02-17 23:32:29 | Weblog
 神戸に行くときに新幹線予約。“えきねっと”で予約。
 乗り換え駅で“はっ”と見ると、エクスプレスの宣伝。
 “手数料無しで何度でも変更可”、“座席も選べる”とかある。
 元は同じ国鉄なのに、宣伝方向が結構違ってきている。
 エクスプレスは自由度をうたい、えきねっとはもう少し縛られている。
 費用対効果&期待の先はまだ見えないが、エクスプレスの方が柔軟かな。
同じ元国鉄でも競走は厳しそう。でも、この辺は分割して互いが見えて良かったんじゃない。
 昨日、新神戸駅近くで夕食を食べたが、金曜夜というのに店は結構空いていて、大丈夫かなって感じ。でも、店の人は親切で印象は良かった。
 法事のお寺の和尚さんも元気に色々話してくれた。
 関西の印象は柔らか、関東は固い印象が先に出てしまう。

 携帯には病院から連絡なく安泰としよう。

※ 新神戸駅で何故か、同じ職場の方を見かけてしまった。世の中やはり狭い。
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終末期はガイドライン

2007-02-16 13:58:38 | Weblog
 朝刊に“終末期延命治療”に対するガイドラインの記事。
 マニュアルでなくガイドライン、マニュアルならばその通りにせよ。
 ガイドラインなら参考にして、自分で決めてやれ。
 ガイドラインは実行担当者に自己決定権があり、ガイドライン作成者の責任は軽くなりそう。
 『手本を示し、参考にしてもらったが、やったのはアンタだ。アンタの責任!』
 マニュアル通りにして、上手くいかなかったら、そのマニュアルが悪い。すなわち、マニュアルを作った人の責任で、実行者は指示に従ってやっただけと軽そう。
 
 延命処置なんて、色んな状況があるから、マニュアルで縛りつけると膨大で読み切れないし、誰も読まない。
 保険の約款も、契約前に読めないし、読まない。
 まあ、借家の賃貸契約書位は1枚だけだから読む。

 折角のガイドラインは読めるように、五ページ以下にして欲しい。
 それ以上は耐えられない。

 今日は明日、神戸の法事で早退き。患者さん方には断っておいた。

※ 勤務先にも色々のマニュアルがあるけど、ホコリをかぶって平積みのまんま、開かれた形跡はゼロだ。ほんとは要らないのに何で?
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ラセン階段昇る、降りる?

2007-02-15 22:31:38 | Weblog
 春一番の後は、当地ではそれ程寒くなかった。
 今日の新患外来では、子供がインフルエンザで自分も昨日から熱がと言う方が来た。状況証拠でインフルエンザと決めて、“タミフル”を処方した。
 あちこち少し流行が出てきて、この辺りも確かに小流行にはなってきている。
 他の患者さんでは、風邪から無理して、こじらせて38度以上の熱が下がらなく、胸が痛いと言う方。予想通り、肺炎と胸膜炎みたい。
 入院治療を勧めたけど、どうしても明日にしてくれという。
 まあ、この辺りを見越して、検査結果待ちのはじめから、抗生剤を早くも点滴見込み治療を始めておいた。
 あとは、軽めの愁訴が治らないなどと諸々も方々が春でもないのに来た。
 確信犯は来なかったね。それ以上のモノをつかんでくれたらユルス。
 入院中の高齢者さんは元気になりそうなのだけど、あと一歩で足踏み。
 体力の回復が堂々巡りで難しいね。
 若いのが診てる別の高齢者さんは年末から入院してるけど、まあ、治りきらずに体力低下に向かってラセン階段を降りているよう。
 高齢者は最初に良い方向に向かわないとキビシイ事が多い。

※ 新患26名、4時間診療、一人平均10分弱でいいかな?
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バレンタイン&春一番

2007-02-14 21:14:42 | Weblog
 今日の風は、もしやと思ったら“春一番”となってしまった。
 朝、通勤前から雨。でも、気温は余り下がらず。帰りは、キツメの風。傘は気をつけないと曲がりそうなくらい。TVでは風に負けた傘ばかりを映す。
 バレンタインはまあ、義理&営業用。
 今日は外来で、御三方から頂いてしまった。
 朝から夕までやっても、こんなものだろうね。下さった方には感謝。次回の外来予約は2ヶ月以後で、お返しは出来ないけど。
 チョコを一つか二つ、つまみながら、ちょっとお酒(焼酎)。
 別にブランデーでなくても合う。私はビールでも平気。
 そう、外ではビールにチョコポッキー付いてくることもあるしね。

 当て逃げ疑い船は日本のフェリーだった。いくら気付かなかったと言っても、
もう逃げられない、観念したと受け止めてしまいそう。
 3800トン対9トンで、約40倍。60kgの人だと、1.5kgの物にぶつかって気付かなかったなんて、疑わしきは罰せずだけど“シンジラレナ~イ”よ。
 後は海上保安庁にお任せ。

 外来は大体安定、血圧の心配な方が「薬は飲みたくない」と粘る。
 「そんなん、みんな飲みたくないに決まってるよ。大事なことは、飲む飲まないではなく、体を安定させること。」と繰り返してやっと同意。
 この粘り、ほんとに続けて飲むかは疑問が残る。

※ 春一番はなま暖かかった。
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一勤二休

2007-02-13 23:05:09 | Weblog
 今日は産業医で消防の巡視に行った。消防署はどうってことはなかったけど、勤務体制はこれでいいのだろうか。
 分かりやすく書くと、24時間勤務、次いで48時間休み。
 即ち、8時間労働三日分をまとめてやり、残りの二日を休むという変則勤務。
 工場の24時間三交代ではなく、消防は72時間を三交代だ。
 24時間の最後の8時間の部分なんて、きつそうと思うけど慣れてると言う。
 個人的には、24時間三交代の8時間労働の方が、まだ良さそうに考えるけどもね。
 今日はこれ以上、口を挟むのは止めた。

 今夕の会議で、某医師から「他医療機関から借りた資料を検索後に返すのを良く忘れる。何かいい方法はないか?」との案出。
 借用使用後返却と記入チェック項目欄はあるが、記入をよく忘れるという。
 『そんなレベルの低い議論はしたくないよ』と言いたかったけど、さらに長びくから言うのは止めた。
 返す気があるなら、たまには忘れるが、良く忘れるなんて事は起こり得ない。

※ こんな案件では会議のレベルが知れると言うと、やはりマズそう。書くだけにしよう。
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72時間漂流記

2007-02-12 23:25:41 | Weblog
 宮崎沖遙かで当て逃げされて、行方不明。でも、救命ボートで耐えて助けられたという。
 海に投げ出されても、救命ボートに乗り移れて、三日も流されてよく助かってよかった。
 最初、TVのクルーの船ということで、またまた新鮮な食材を探しての下請け撮影隊の悲劇かと思ってた。
 船長さんは、この万一に備えて“遭難のイメージトレーニング”やってたかな。
 でも、これで救命ボートなどの緊急訓練は気合いが入りそう。
 浮き輪だと無理だったろう。
 砂漠で遭難した時も動き回らずに救助が来るのを待てと誰か言ってた。
 焦って動き回っても体力を消耗するだけだそうな。
 カメラマン、72時間で何か書ける?
 
 朝、電話。先日鎖骨下静脈穿刺をした方の、カテーテルが少し抜けたという。
 「どうしましょう」
 「血液の逆流が確認できたら、流れは有効だから点滴ルートとしてはOK。次に胸のレントゲン写真を撮って、カテーテルがどれ位奥まで入っているかを確認し、十分なら濃い点滴も大丈夫」
 これ位は順次考えてくれよとも感じたけど、まあいいか。

※ 苦しくても、じっと耐える必要のあることを改めて教えてくれた。
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確定申告をしよう

2007-02-11 22:59:06 | Weblog
 国税庁のホームページから、確定申告申請用紙に数値を記入して印刷。
 昨年、このやり方を知って、自分で計算し記入するのは止めた。
 計算は国税庁にやってもらおう。計算は信用する。
 寄付をしたら、確定申告しないとモロに税金取られるし、やっとくと『こんなもんか、自分の所得税率は、○○%も払ってる!』と分かる。 
 寄付金控除は昨年までは一万円、今年からは五千円に下がった。
 寄付金控除なんて“ゼロ”で良いはず。
 折角の好意から何で税金を取るんだ!根拠が理解できない。
 此の件は意見を書いて送ろう。ゴミ箱行きだろうけど。
 昨年の収入から、予定納税をしていたから、計算結果からはマイナスで還付されることになった。
 計算は私ではなく、国税庁がしたからね。
 でも、今まで数回申告漏れで追徴税を取られたこともある。
 細々としたのが多かった年は、落っこちが出てくる。
 この辺り、税務署“落ち穂拾い”得意みたい。
 税務署に追徴税で行ったとき、税務署職員はやはりマジメで堅そうだった。
 まあ、見た目と本質は違うけど、何処でも。

※ 天気予報では、今日から寒くなると言ったのに寒くないぞ。
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三連休初日

2007-02-10 22:41:22 | Weblog
 今日は出勤、先日入院した方のチェック。二日前入院、三連休なので一回位は診に行かないと、予想外に増悪もあるしね。
 ま、予想通り、改善していて“OK”。
 ついでに、他の方々へもご挨拶をしておくと信用上がる。
 入院患者さん、今日は安泰、後二日は来ないよと言っておく。
 この冬は、暖冬でカゼの流行がいまだしで、入院も少な目。稼ぎも低めかな。 
 日中、気温も高くコートも無くて、歩ける。
 駅まで、指定券を取りに行ったら、前の方長い、長すぎる。
 その方は、“緑の窓口”の担当者に旅行コースを長々と相談しながらの依頼、延々30分以上。後ろは動かないよ、全く。先に予定表を作ってから、頼んでよ。
 と、思ったら、その隣の窓口でも、「ああでもない、こうでもない、それではこれでは?」と言って、担当者も困ってしまい裏方まで相談に引っ込んでしまった。
 準備のいい加減な方って結構多いんですね。
 それでもみんな、じっと耐えて待つ。

※ 今日の出勤中、カーラジオでオリックスの“清原”選手、今年はピアスを外すといったそうな、覚えておこう(今年で引退もしそう?)。
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栄養、どうする?

2007-02-09 21:57:14 | Weblog
 朝、昨日研修医とやった再穿刺患者さんの所へ行くと、すでに鎖骨下静脈穿刺カテーテル(管)は抜き取られていた。
 聞くと、夜までもたず、引きちぎる様に抜かれてしまった。
 自制が不可能で、このまま繰り返すことは無意味。
 でも、口から食べることはごく僅か、更に手足の血管は細く普通の点滴には苦労。
 それで、鎖骨下静脈穿刺をして、ある程度の水分と栄養を入れて、しのいで待とうと判断したのだけれど、出来そうもない。
 どうする?
 厳密には、必要最低限は維持不可能。
 手足を抑制帯で押さえれば、点滴も続けられるけど、そうもいかず。
 食えない、食わない、点滴も目を離すと抜く、胃ろう(胃に孔を開けて、管を入れ、そこから栄養を入れる)も出来そうにない。
 御家族に話して、了解を得て、少量の点滴を繰り返すしかなさそう。
 対案があったら、教えて欲しい。
きっと、少しずつ消耗していきそう。
 やはり、点滴の間だけでも、手足を抑制(点滴を触れなくする)しないとそうなる。御家族がその間、見ていてくれる?
 御家族も疲れちゃう。

※ 本人の自由を優先するか、抑えこんでも栄養を入れるのか、厚労省、教えてよ。
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