ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

医療過誤&事故

2005-06-20 22:25:01 | Weblog
 今夕、医療過誤や医療事故についての講演会があった。
 裁判官は医者ではなく、裁判官に分かる言葉で説明し、理解してもらわねばならない。こんな事、医者なら誰も知ってると言っても通用しない。医者なら誰もが知っているということを証拠立てねばならないのです。
 つまり、医療関係者以外の方が分かるようにしなければと、やはり当たり前のことなんですね。
 それから、文字はウソをつかない、ヒトはウソをつく(記憶があいまいになる)。
カルテ記録が優先される。その時、そう書いたという事実が最優先で、これを覆すのは至難。すなわち、記録はきちんとまめに書けということなんです(かったるいけど)。
 この積み重ねが、いざという時に自分と自分の周りを守るという。

 つまり、普通の方に分かるように話し、それを記録しておくこと。これが論旨と聞こえた。あるがまま、それを実践すること、これだけですね。
 でも、この講演を聞いてから、細かく決めてしまいたがるのが出てきそう。
 そのお相手疲れるね。細かすぎては実行できないって分からないのかな。

 時に御高齢の方が入院された時、「すべて先生にお任せします」と言われることがある。これは額面通りを100%受けとって良いのでしょうか。
 【私は、90%程度に受け取っています。】
コメント
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