ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

No.1への壁

2014-11-16 21:43:03 | Weblog
 昨夜、テニスのATPツアー・ファイナルの準決勝を見た。
 日本期待の“N”選手が準決勝まで進み、世界No.1の“Đoković”選手に挑んだ。
 日本中の明るい期待を背負っていったが、第一セットは力も気も出てなく、完敗で、もうすっかり負けムードになってしまった。
 もう後は消化するだけと思ってたら、第二セットは這い上がり、ムードも一変し、No.1は萎縮し、上げ潮ムードで勝った。
 このまま行ったら、もしかしたらとみんな思ったはずなのに、第三セット、相手のサーブで始まる立ち上がり、ゲームを取れそうになったのに、いつもなら決まる球が何故か決まらず、最初を押さえられる。
 この拮抗で勝った、No.1はミスが減り、結局は6-0で、またもやNo.1の
完勝で終わってしまった。
 振り返れば、第三セットの第一ゲームが分岐点で、ここの攻防機略であった。
 このように振り返ったら、“あの時が大事だった。”と思い起こす“分かれ道をどっちへ行くか?”の場面は、何処にでも山ほどある。
 その時は、なかなか気づけず、上手くいかなくなってから悟る。
 でも、未明の元王者は押されても、耐えて崩れきらずに盛り返して勝った。
 この域に達するのは、やはり、元王者のレベルで、だから王者の名はふさわしい。

※ 北京の青い空『APECブルー』は、その後4日だけ。
コメント
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