ナース服にもスクラブ登場

　今日は“桃の節句”だったなと、病棟に行くと、『ん！ん？』の印象。
　若手医師が来ていたようなカラー“スクラブ”を看護師さん達が着ている。
　色は紺とエンジ色が目立ったが、漸く縦の疑似封建社会にも自由のすきま風が吹いてきたようだ。
　確かに２月までは、白のナース上着に（動きやすい）ズボンのセットで、一見、如何にもナースでございます。
　医師達はずっと前から、ケーシー白衣や数年前からＴＶ“ＥＲ”で見られるような、“スクラブ”を着用するのもでてきたり、かなり自由と言うか、他の職種からは文句の言いにくい雰囲気もあり、まあ、エラソウにやってきている。
　自分は、もう２０年位、長白衣（ポケットが多く、物入れになる。）で移動し、外来では、それを脱いで、普通のポロシャツで診療をしていた。
　きっかけは、支給されている白衣は長いのだけしかなく、他の医療技術者は半袖を支給されていた。
　だったら、医師にも半袖を支給してと頼んだのに、無視され、ムカッとしていたら、同僚が、白衣の支給を断り、自由な服で診療をしているのに気づき、助言を得て、自分もポロシャツで外来診療に当たることにするようになった。
　誤解を招かないように名札をつけて、それなりに仕事をしていたら、こんなのはもっと自由でいいはず。
　ネットでスクラブを検索すると、模様入りとか、もっともっと広い世界を見せてくれている。
　これも偉そうだけど、自由にちょっと近づけたと思えた。

※ 夏季にアロハってのも、あったような・・・