ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

研修医修復

2008-03-06 23:39:06 | Weblog
外来は天候もまずまずで混んでなくて幸い。
 午後から予定通りに研修医と処置可能。
 まずは、胸腔穿刺の再実施。前回は返り血を浴びたので“エプロン”装着し準備完了。そしたら、穿刺針、予定してたのと別のが出てきて、「これは違うで~!」と声が出ちゃった。昨日から、準備万端整えてきたはずなのに、何でこんな事でつまづくの!
 これ以上、頭に来て乱れるといけないので場を外す。別の看護師さんが、その予定物品をとりに行ってくれた。『もし、滅菌処置がなされていなかったらマズイ!』と思って待つ、7分位。
 掛け戻ってきてくれた手には『あった、滅菌されていた。良かった。』、そんなに使ってないものなので、前回使用後そのままにされている可能性もあったが、滅菌して保管されていたがきわどい。
 研修医に使い方を説明し、実行。前回刺した場所に近く、やや粘膜下がぶ厚くなっているようで、刺しても胸水が引けない。
 びびった感じなので、「(超音波)エコーで確認してもいいよ。」と励まし、再確認をさせる。場所は間違えてないので、もう一度刺す。細い針では届いたが、排液用の太いのではうまく抜けない。やはり、太さにびびってるみたいなので、もう一度細い針で方向と深さを確認したらとアドバイス。
 細い針で確かめて、太いのを少し深めに刺して到達。
 これで手動排液に漸く至った。
 目立ったドジ損傷もなく終了、10分休憩して今度は鎖骨下静脈穿刺を行う。
 位置決めして開始、ちょっと忘れ物で5分程後を任せて席を外し、戻ってくると入っていた、早い、どうして上手くなったのと聞きたい位。
 これもレントゲンで位置確認してOK。

 夜はちょっと勉強会。質問をしようかと思ったら時間ですのでと次に進んでしまった。

※ 米国大統領予備選挙をみてると、日本の議会制民主主義との違いを感じるはず。
コメント
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