ゼウスの怒り

　今日の午後の雷はひどかった。久しぶりに本（照れくさくもハードカバー）を読んでいると、空が暗くなり、ムムッと感じると、夕立の雨、そしてピカッ、数秒して天空からゴロゴロッという音、“雷雨”。
　すぐに雨はやんだかと思えたが、すぐに激しい雨が再開。しかも、空から海へ稲妻が見え、ゴロゴロではなく、グォッドーッとでもうなるようにも、光って間髪なく雷鳴。
　窓が震えるかとも思った。光ってすぐのは近い、更に、ホントにビビる。
　今日のカミナリは何連発だったか分からない位多かった。　
　外にいなくて良かった。こんなに響くカミナリは恐いよ。
　遙かな昔、ギリシアの人がゼウスに雷（いかずち）を託したのも分かるような。

　今日は午前中にちょっと出勤。日中は良いけど、夜になると苦しくなると、まあいかにも心因的要素が主なんだけど、「気持ちのせいだよ」でかたづけるだけでは進歩しないし、行って聞いて受けとめておく。
　そうすると少しは休めるかな。
　上腹部の不快を訴え、神経性胃炎も潰瘍も起こりうるし、ここは抗潰瘍剤投与で見てもらうのが妥当なようだ。
　週明けにさらに検査を加えて追求の予定だけど、患者さんには重圧を掛けている。
なるようにしかならないが、それでもそっと支えるしかない。

※　ゼウスも怒りをレバノンとイスラエルの国境に落とせば良かったのに。
みんな鉄兜も銃も投げ出して逃げるよ。