昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

8月12日(水)のつぶやき

2015-08-13 04:46:39 | ある倉庫係

「日本を責める前に自ら反省を」
 今までの韓国に対するイメージががらっと変わった。 goo.gl/7xdXtc



エッセイ(272)安倍首相に敢えて進言する

2015-08-13 02:29:10 | エッセイ
     

 

 この二つのニュースヘッドラインを見て、人類に恩恵を与える<科学>について思った。
 *我々に豊かな生活をもたらす科学の発展は、一方で大きなリスクを包含している。
 *それでも我々はそのリスクを克服できると信じ、果てしない進歩を示す<科学>に<夢>を託す。

 特に、福島原発事故の悲惨さを嘆きながらも、「あれは人災だ。防ぐ手段はあった」と楽観し、より厳しい規制の下にわが国は原発を再稼働させた。
 *世界中を眺めてもリスクがあるからと言って、決して原発廃止の方向にはない。
 
 *科学の恩恵を減らしてでもリスクを避けるべきだという考え方もあるが、全体を支配する趨勢にはなり得ていない。

 ただ、ボクは思う。
「傲慢な人類が生み出した最先端科学の産物<核兵器>だけはなんとかすべきだ!」と。
 でないと、人類はあっという間に滅亡の淵へと追いやられかねない。
 
 現状を直視してほしい!
 先の大戦に勝利して国連の常任理事国を構成している大国は<核兵器>を戦争の抑止力と見なし手放そうとしない。
 
 小型化に成功しならずもの国家やテロリストの手に渡ったらどうなるかを考えない。

 安倍政権は集団自衛権を伴う安保法制を整え、日米同盟を強化しようとしている。
 評論家山崎正和氏的な見方をすれば、アメリカに従属する戦後レジームを維持しようとしている。
 この姿勢に、国内の左派勢力のみならず右派勢力も、それぞれの意味あい(危険・卑屈)で非難している。
 

 その上でボクは安倍政権に進言する。
 卑屈な現状の状況から脱却して、日本独自の姿勢を世界に示せるとすれば、「人類生存を否定しかねない目の上のたんこぶ<核兵器>を廃絶すべき」という旗印を立て、核兵器を持たない国々を糾合し「核兵器のない積極的平和主義」を訴えるしかない。
 (バカな人類がそんな訴えに乗るとは思えないが、それでも日本国の存在価値を世界に示せることにはなる)

 <好奇心コーナー>
 
 
 幣著「レロレロ姫の警告」にそんな思いを書いてみました。
 
 市場にはもうないかもしれませんが、わずかながら手もとにありますのでご関心のある方にお届けできます。