マル鉄・鉄道写真館

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101系:南武線

2011-09-20 00:30:00 | 国鉄・JR普通列車
101系:南武線


73系など旧型国電は、昭和50年代に入ると急速にその姿を消すようになります。もちろん、主要路線である中央快速、中央総武緩行、山手線、京浜東北線などは昭和40年代に新性能化されていますが、周辺路線は昭和55年頃から新性能化が始まっています。

南武線では昭和55年くらいから101系化が実施されたと記憶しています。
冷房化が急がれている都心の路線を整備するため、103系冷房車が急ピッチで製造されていました。これにより余剰となった中央快速線や中央総武緩行線101系を南武線に投入することなり、そのためにラインカラーがカナリアイエローのままになったようですね。



昭和55年11月2日 尻手駅にて 101系混色編成

新性能化が完了してからまだ間がない頃だと思います。中央快速線や中央総武緩行線からの転属車で賄っていますので、このような混色編成もよく見られたようです。



昭和57年5月 撮影場所不明 101系南武線

セミ判(6×4.5判)の試運転のときに撮影したものです。撮影場所は全く覚えていませんが、小田急線の登戸附近で撮影をしていますので、これも登戸附近ではないかと思われます。それにしても、のどかな風景ですよね。

101系は平成2年くらいまで走っていたようですが、最後に残っていたのは冷房改造車であるため、写真のような非冷房車は早々に姿を消してしまったようです。


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