マル鉄・鉄道写真館

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103系:常磐快速線

2011-09-08 00:30:00 | 国鉄・JR普通列車
103系:常磐快速線


常磐快速線は、上野~取手間を走る路線であり、千代田線との相互乗り入れとなる北千住~取手間の緩行線とは分離されている快速区間です。
本線系統である401系~415系、或いは優等列車等と同じ路線を走る通勤電車となっており、中央快速線と性格的に似ているかもしれません。

通勤型電車としては戦前型国電を経て103系化されており、101系の導入実績はありません。その点では、近代化がやや遅かった路線と言えますか。



三河島駅にて

多分、昭和53年頃だと思うんですよね。良く愛機のキャノンFTbがシャッターの走行ムラを起こすようになったんですよね。そんなんで、画面の左側が極端に真っ暗になっているんです。
低窓ですが、方向幕の表示と正面下部に通風孔がないことから、冷房改造車編成のようですね。新製配置の無い常磐快速線に、やっと冷房車が配置になった頃でしょうか。



昭和57年の5月頃か10月頃 上野駅にて

新幹線の開業の前だと思います。
高架ホーム12番線には、折り返し成田行きの103系常磐快速電車。もう時代的には後期に入る頃なので、冷房改造が実施されています。
その横下には16番線に停車中の583系「はつかり」がいます。583系の長大編成の特急列車は、こうして見ると貫禄タップリですね。この時代は結構な乗車率を誇っていました。
残念ながら17番線の列車は見えませんが、さらに18番線には東北本線方面の455系急行列車が止まっています。



平成15年5月3日 南柏~柏間にて

一気に時代は飛んで、いきなり最晩年ですね。確か、10両編成、5両編成とも2編成ずつしか残っていませんでした。日中は本数がただ出さえ少ないので、やっとの想いで撮った1枚です。

上野駅でアルバイトをしている時代から、常磐快速というのは縁が深い電車でもあったわけですが、とにかく、興味の対象でなかったんですよね。山手線、総武・中央緩行線、中央快速線と、ことごとく103系の写真がありません。

当時は103系なんてフィルムが勿体無くて写真なんてまったく撮る気がありませんでしたが、いま後悔している一分野ですね。

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