ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

大豆播いたら一段落!

2020-06-08 09:53:35 | 農業

 4月末から、種播いて、発芽失敗して、播き直して、肥料散布して、堆肥散らかして、荒起こしして、水入れて、代掻きして、田植え!そして、捕植。米つくりの初期作業、1カ月半費やした。この暖か天気で移植した苗は順調。報われたなぁ、あの1週間にわたる手播きやり直し作業。

 なぁんてのんびり感慨に浸ってなんかいないぜ。すぐに育苗ハウスはトマトとメロンのハウスに模様替え、プール片付けて、堆肥播いて、耕耘して、移植して、散水装置整えて、やれやれ、一段落、なんてしないんであって、出番を待ってたカボチャ、サツマイモ、トウモロコシなんかの苗をそれぞれ植え替えた。この極度の乾燥で、水やりは欠かせないが、まぁ、超多忙からは脱出できたぜ。

 おっと、も一つ、大物が残ってた。大豆と小豆の種蒔きだ。この間、暇を盗んで堆肥散布と2度の耕耘しておいた畑に種を播く。主役はもちろん、こいつ。種まき権兵衛!

 豆を入れて、ゴロゴロと押して行けば、1か所2粒ずつ種播いて、土をかぶせてくれる。そう、この権ちゃんがすっきり気持ちよく働いてくれるために2度も耕したんだ。前作の残渣とか枯れた雑草とか残ってると、引っかかって上手く進まないんでね。他の作物には辛いこの乾燥も権ちゃんには好都合、さらさらの土をかき分けて、さっさと進んでくれる、はずだった。

 なんか、積雪がなかったせいか、去年はびこった雑草、やたらとしつこくて、特に根っこが手強い。いっくらほっくら返し、トラクターの刃で刻んでもこぶし大の塊になって居座り続けてやがる。お陰で、さっさか快適作業のはずが、1メートル進んでは、つっかえた枯れ根を取り除き、また、押しては、外しの連続、もう、いい加減にせえよ!と、苛立ち腹立ちながらも、なんとか、小豆5列、黄色大豆10列、青肌豆3列、黒と茶、各2列を播き終えた。去年足りなかった捕植用もたっぷり播いて、あとは鳥よけ用のキラキラテープを張り巡らせば、終わり、ってところで、力尽きた。なんせ、この暑さだものな。

 テープ張りはし残したが、まずはねこれにて、田植えから続いた追っかけ仕事も一件落着!やること、全然なぁぁぁい!って幸せな時を迎えることができた。

 ただし、それとて今週限り。来週からはいよいよだぜ、田んぼの除草。それと重なって、大豆の捕植、そして、中耕、土寄せ・・・またまた、忙しい日々が続くわけさ。こうやって、農作業に追われながら、数十年生きてきた。幸せとかどうとか、そんなの超越する日常ってことだぜ。

コメント
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