ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

大会は妖怪バンドでいただき!

2007-07-25 19:52:23 | 演劇

 ここでこうしてブログ書いてる暇はないんだ。だってね、今週中に地区大会向けの台本仕上げなくちゃならないんだから。ああ、もうまったく!と、言いつつも書いているブログの魔力、ちょっと麻薬的だよ。高校生なんかが、はまってしまって、読んで欲しいばっかりに、あることないこと書いたりする気持ちよお-くわかる。

 で、今日のお題は、「大会は妖怪バンドでいただき!」。地区大会向けの台本ネタをさわりだけばらしてしまおうって寸法だ。

 まだ、シーン2までしか書き上げていないので、筋がどう転がっていくのかわからない。ただ、今はっきりしてるのは、劇中で生演奏やるぞ!ってこと。そうそう、『おもかげチャンチキ』のチンドン屋ののりだね。やるねえ置農でもか!あるいは、また凝りもせず!とも言える。

 でも、チンドン屋じゃない。れっきとしたバンドだからって、チンドン屋だってれっきとしたバンドだろ、そうでした。楽器はこれまで買い集めたものがあるからね。まず、大太鼓はスルドだろ。次ぎに締め太鼓。それにクラリネットとチャンチキいずれもこの春、衝動的に買ってしまったものだ。これに学校にあるアコーディオンを借りて5人か6人編成のバンドで3曲くらい演奏させようって思ってる。

 名付けて妖怪バンド!そう、妖怪の登場する芝居なんだよ。どんな妖怪か?それは舞台を見てのお楽しみ!まず、演奏だけじゃない、演奏しながら踊ることも考えてる、とだけ言っておこう。

 もちろん、歌もある、ってことは、今年もミュージカルで攻めるってことだ。高校演劇の大会をミュージカルで挑戦すること4度。今年は5度目の正直、そんな言葉ないか、と行きたい。僕も高校演劇はこれが最後だからね、ここまで来れば、もう、ミュージカルの旗は降ろせないよ。幸い、これまでの蓄積があるからね、役者もソロをとれる人間が何人か出てきたし、人数も増えた、部員の中に吹奏楽出身者もいる、こんな好条件が重なってるんだもの、今年は、一気に無謀な冒険に突っ走ろうじゃないの。

 結果がどう出るか、そいつはわからない。でも、凄いことやったよな、って自他共に納得できる舞台にはしたいと思うんだ。と言う割には、台本遅いんだよ、遅れてるんだよ!もう1ヶ月半しかないのに!って部員達の不満の呟きが耳元で唸りを上げている。だから、今日はこれでお終い。

 さあ、台本書かなくちゃ!

 

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2 コメント

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こんなところにいきなりコメント。 (高橋(娘))
2007-08-16 07:22:39
こんなところにいきなりコメント。

台本はできあがりましたか?うちの愛好会は、全ての台本が渡ったのは先週の火曜日のことです。
置農さんのように本格的な装置も衣装も作れないのですが、それなりに真剣に取り組む所存でいます。
私も受験生なのにも関わらず、キャストとして少しだけ登場いたします。これがなかなか厄介な役なのですよ・・・。

置農の三年生の方々は、今回の大会には普通に参加するのですか?学校によってはもう引退、というところもありますよね。うちは三年生が七人もいるので、出ない訳にはいきません。

河原先生も今年で終わりなんですよね・・・
時々、私がもし置農演劇部に入っていたら、どんな役をしていたかなあと思うんですよ。演技力も歌唱能力も美術センスも無いので、何もできないだろうなあ。

先生の指導のもと、大きな組織の中で皆で一丸となって取り組む、という経験は、中学時代にもう嫌というほど味わったので、やはり私には今のような形で演劇に携わるのが合っているのかもしれません。

自分を追い詰めることになると分かっていても、関わらずにはいられないんです。
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置農は三年生も最後まで全員参加です。最後が、昨... (taowatarukaze)
2007-08-16 14:52:53
置農は三年生も最後まで全員参加です。最後が、昨年のように地区大会後になるか、県大会終了時になるか、あるいは、東北大会まで行くのか、それは分かりませんが、ともかく今回の大会関係が終わるまでです。
もっとも、今年は食育子どもミュージカルの公演予約が11月まで入っているので、どんなことがあってもそれまでは頑張ってもらうことになります。
三年生はたしかに大変です。地区大会が就職試験の直前ですし、進学の生徒は県大会直後が推薦入試です。常に同時進行で準備を進めなくてはなりません。
さらに、ダンスの出演依頼などもちょこちょこ飛び込んでくるので、落ち着いて勉強している暇がないかも知れません。
でも、演劇部の三年間ずーっと、こんな調子でしたから、みんな上手にくぐり抜けて行くようです。これまで進学も就職も、失敗した人はほとんどありません。逆にぎりぎりまで頑張っているということが、売りになっているのだと思います。そこまで熱中できる人間なら、企業も学校も欲しいと思うからでしょう。
さて、台本は部員との約束を守って7月中に仕上がりました。装置や衣装の製作も順調に行っているようです。ようですって無責任な!そうです、見てないんです。今年は3年生の担任なので、今はめちゃくちゃ忙しい。さらに、地区演劇事務局もありますしね。盆明けには厳しくチェックとなるでしょう。もしかすると、作り直しなんてこともね。問題は音楽ですね。なんせ今回は10曲ですから。土井先生、締め切りを守ってくれるかどうか。残り1ヶ月集中です!
高畠高校が創作で挑んでくれてとてもうれしく思います。演劇は台本6割とも7割とも言われます。そのくらい、台本の良し悪しが、舞台の出来を左右するものなのです。だから、既成の優れた作品を持ってくれば、そこそこに仕上がるのは当然です。0からスタートするのか、6割から始めるのかってことでもあります。
演劇の評価というものは大変難しいものですが、オリジナリティ(創造性)があるか、という点にもっともっと力点をおくべきだと常々感じています。多少の拙さはあっても、創造力に富むものを上に、と考えているのですが、既成の作品だけやっておられる方達にはなかなか理解していただけないようです。今年は果たしてどうでしょう。
どういう視点に立って審査されても、十分に評価されるような作品を作るってことでしょうね。お互い頑張りましょう。
受験と両立は大変だと思いますが、置農生もそれを当然の事として取り組んでいます。自分だけなんで?などと思わず。どっちも精一杯ぶつかって下さい。ちなみに、私も菜の花座の公演を9月と12月に抱えています。さらに、来年の文翔館公演の台本書きもあります。チンドン屋もあります。やればできるものです。
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