ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

選挙が変る、時代が変わる!

2024-07-02 13:25:12 | 政治
いやいや、掲示板にヌード写真張り出す候補者とか、政権放送でストリップする奴らのことじゃないぜ、あったりめえだろ。

一つは、一人街宣・ボッチスタンディングが一気に広がったことさ。一昨日は著名人のスタンディングについて書いたが、実は、ごくごくフツーの市民たちも立ち始めてるんだ。
都知事選で蓮舫を応援するのが主体だけど、推しの候補者名を出して宣伝は公選法違反でできないから、それぞれ望む政策課題、例えば神宮外苑の開発反対とか、多様性の社会とか、天下り反対とか、公約達成ゼロとか、要するに小池百合子の弱点、落ち度を提示して立ち続けてるんだ。

俺も日曜日、米沢市役所前で立ったから、って、おっと、れいわ新選組の宣伝だけどな、俄然親近感持つわけよ。



一人で立つって恥ずかしいし、不安はあるし、特に女性は怖いだろうな、都会じゃなおのこと、勇気とか必要なんだが、



いざ立っちまうと、なんか、さばさばして、徒労感どころか、達成感さえ生まれるのさ。

それは、自分の信念を貫けたことの満足感の現れなんだろうけどな。黙って立ってた人が、回を重ねると、呼びかけ始めたりする、うん、その気持ちもよくわかる。

なんでボッチスタンディング?どうして一人?

他人と合わせる必要ないだろ、気を使うことないし、自分の都合で時間も場所も決められる。もちろん、持つポスターの内容もね。



組織とか苦手?でも、言いたいことはある、って人には好都合だと思うな。

そう、みんな思うところ、主張したい事柄、遠慮せず掲げて立てばいいんだよ。そうやって、政治や社会に発言するのが当たり前の社会を作って行かなくっちゃ。

時代が変わりそうって感じさせられたも一つ。

それは6月30日新宿バスタ前であった、「WE WANT OUR FUTURE with 蓮舫」の集会だな。
これは凄い!やったなぁ、若い奴ら、大したもんだ。
www.youtube.com/watch?v=yumVYkIKcVQ&t=5794s
動画、必見だぜ。

常にDJ音楽が流れ、それに合わせて蓮舫応援のコール&レスポンスが入る。それっぽく聞こえる歌詞の曲を事前に選曲してあるって凝りよう。
その合間にいろんな立場、いろんな専門の若者たちが自らの生活実感を交えつつ、自分たちの願う未来の形、新しい都政のあり方を蓮舫に託して発言する。

賑やかで軽やかで、体を揺らしながら、イベントを楽しむ若者たち。



そう、選挙運動がイベントになった。

蓮舫の登場で集会はクライマックス、迎えるのは単純な蓮舫コールじゃないんだなぁ、「ホウホウ蓮舫」だったり、「蓮舫チャンス」だったり、巧みに選曲された音楽にマッチする呼びかけなんだ。

そして蓮舫の力強く、心を揺さぶる演説、聴衆と一体化して、最後はコンサートみたいに揺れるペンライト、ただしスマホのライトだけど、の中を退場する。

これ、見事なエンターテインメントじゃないか!
初めてこの人を当選させたいって感じたって参加者多数、涙流しながら楽しんでいたな。実は動画見ながら俺も涙したんだけど。

こういう熱狂的かつ、自主性あふれる選挙集会、多様な形の運動、こういうものが噴出して来たってことに、未来を感じるのさ。

WE WANT OUR FUTURE

そう、選挙って、利害損得で投票するものなんかじゃない。自分たちの将来を手繰り寄せる手段なんだ。
しかも、その中で、新しいつながりの形や政治との関わり方が生み出されて行く、そういうものがこの都知事選で始まった。

これこそ、希望だね、未来の形だぜ!





コメント
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