ステージおきたま

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東北中から支援者集まるれいわの選挙=~大石田町議選~

2023-10-31 17:26:08 | 地域文化
遅れちまったぞ、やべえやべえ!
高畠=大石田、片道2時間と踏んだが、山形市内での渋滞を計算に入れなかった、だめじゃん。
駅前近くの選挙事務所、到着9時30分!あらあら始まってるよ、出陣式。

あれれ、芳賀道也議員が応援演説してるよ、へぇ。国民民主に近い立場なのに。れいわ主催の鈴木宣弘先生の農業問題講演会にも来て勉強してたしなぁ、れいわの力を認識し始めてるのかな、って、これは好意的な見方。来るべきご自身の選挙のために、非自民系市町村議員に顔売っておこうって腹積もり、って言い過ぎかな?

おぅおぅ、集まってるよ支援者!30人近いか。
地元でも信頼厚いんだな、二藤部冬馬さん。そりゃそうだろう、町の現状に強い危機感を抱いて、中学校英語教師の職を投げうって議員になった人だもの。すでに当選1回の実績を持ってるしね。改選を求めて2回目の町議選、先の選挙踏襲で無所属で出れば楽なのに、敢えてれいわ新選組として立候補!世直しへの強いこだわりが迸ってるじゃないか。

どんどん進む過疎化、高齢化、今年の結婚はわずか3組、危機感は否応なく彼を煽り立てて、出陣表明では感極まって涙ぐむシーンもあった。誠実な人柄、政治実践への強い意欲、これ以上、この町に相応しい議員はないな、って言うより、勿体ない!ごめん、大石田町。
候補者の第一声に耳を傾けつつ、よくよく集まった支援者を見渡すと、あれ、ピンクのジャンバー、ピンクのキャップ、な、なんだよ、れいわのボランティアの方が多いんじゃないか。
司会者も仙台の人、応援演説はなんと青森の次期衆院選比例区候補者だったりして、8割方れいわ支援者。すげぇなぁ、さすがれいわ新選組だぜぇ。県内はもちろん、遠くは青森、岩手、宮城からぜひとも手伝おうと集まってきてるなんてな。
頼もしく嬉しく感じる一方で、もっと地元の支援者が欲しいところだよな、っ
て寂しく不安も感じた。
出陣式終了後、街宣車2号(青森メンバー車)に便乗させてもらって町内くまなく手を振って回ったが、いやぁ、出て来るのは年寄りばっかり!若手には外仕事してる職人さんと数人出会っただけだった。それでも飛び出して挨拶を繰り返す二藤部さん、彼の優しさがにじみ出ていた。愛されてるよなぁ、ばあちゃんたちに。
それにしても、住み手がいなくなった住居も所々見られたし、何より、朽ち果てたまんま放置されている廃屋やたら多い。もちろん、スーパーもコンビニも1軒もない。すぐ隣の尾花沢にあるからいいさ、ってことなのかも知れんが、そんなんじゃ若者が定住しようって気にならないよな。
これは容易でないなぁ、二藤部さんが危機意識に駆られるのもよくわかる。
これはもう、彼に最高位当選してもらって、ぐいぐい引っ張ってもらうしかない。
ただ、彼が議員としてリードするとしても、それを地元で支える若手が集まって来ないことには難しい気がする。今日、告示日当日は平日だから、若い衆はみな勤めに出払ってるんだろう。必要と考えれば、どこへでもすぐに飛んで行って手助けする二藤部さんの献身性と行動力からすれば、高齢者、若者問わず、周囲に集まって、町の再生に力を発揮するグループがいるんだろう。
それにしても、昼過ぎても、立候補者ポスターが貼られていない候補者が二人もいた、なんて!ここらにも町の停滞が滲み出てるよなぁ。
なんか、田舎は一括じり貧ってわけじゃなく、町や地域によって格差が歴然として存在する、これ、今回得られた新らしい認識だ。


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