ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

芸文祭の未来は?

2023-11-09 09:52:59 | 地域文化
町芸文祭、菜の花座の出し物、三線と踊りと歌と、最後の追い込みが功を奏して、好評のうちに演じ終えた。途中、弾き語りで歌い出しの音程不安があって、ヒヤッとしたが、お客さんの暖かい拍手に救われて立ち直り、その後は快調、よい演奏、楽しい歌と踊りだった。写真が撮れなかったのが残念。

この舞台、11月末の菜の花座公演でも再演するから、まっ、いいか。許可なく写真撮影は禁止、なんてもったいぶったお触れもあったんでね。
舞台は演じ手にお任せ、こっちは、入り口で菜の花座公演のチラシ配りをした。一通り入場者をチッェクして、
うーん、杖ついて歩くお年寄りの多いこと!改めて足腰は鍛えておかにゃ、って痛感したぜ。
それにしても、観客はほとんど高齢者!平均取ったら、多分70歳は楽に超えるな。付き添いだって、どう見たって60歳過ぎ?いや、70歳??
10年前のむせ返るような熱気はもう夢のまた夢だ。老人ホームの慰問公演そのものだな。
出演者も日本舞踊に大正琴にフラダンス、それとカラオケ。以前はカラオケが雰囲気を盛り上げていたが、これも人気凋落なのかな、歌う方も聞く側も元気がない。
こういうコンテンツそのものがどんどん時代に取り残されていってるんだろう。お弟子さんが減ってしまって、って日舞の会主さんが嘆いていたもの。
先日も新聞に多様化する高齢者像って記事が載ってた。
70歳過ぎてもアイドルの追っかけに夢中になる人とか、身体鍛え続ける人とか多いってことだ。
そうだろ、そうだろ、マラソン走り続けてるジジイもいることだしにな。
あっ、そうだ、手賀沼ハーフマラソンの結果、75歳~80歳のクラスで37位/61人!2時間20分で走って真ん中より後って!!侮れませんぞ年寄りパワー!
年寄りもいろいろ、若さも人それぞれってこった。
と、なると、芸文祭もこれまでのプログラムじゃやっていけないってことだぜ。高齢者が対象であっても、ジャズとかヒップポップなんかのダンスとか、バンド演奏とか、太鼓演奏とか、若者のものと思われていた分野も積極的に取り込んで行かなくっちゃならんよな。
その証拠が、置農演劇部の演歌舞踊の披露だった。とりを飾った部員たちの音踊りは拍手と喝采に溢れていたもの。若手のダンスグループが出演してくれたのも良かった。
お年寄りの慰労会から脱する道を早く探らないと、消滅はつい鼻の先だろうな。
って、言い始めてもう何年になるかなぁ。



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