ステージおきたま

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カラスのつもりが、影武者か?町議選街宣車に乗った

2023-08-04 11:41:40 | 地域文化
初めてカラスてのやったぜ、っ威張れる出来じゃなかったけど。
うん、難しい!
呂律回らねえし、途中つっかえるし、文章になってねえし、焦って早口になるし、とてもとても演劇の人とは言えない、恥ずかしい!
こっちのしどろもどろに引き換え、メインアナウンサーの木村娘2は見事なウグイスぶりだった。えっ、初めて?うっそぉぉ!
声きれいで好印象間違いなし、あのしゃべりなら、しつこく聞こえてきても文句は出ないだろう。サポートに乗ったプロ?のウグイスさんはこの日は指導役、名前の呼び方だったり間の取り方だったり、様々なべからずだったり、横でアドバイスしながら、適切な交代でよどみなく2時間のノルマを果たしていた。それに引きかえ・・・まっ、いいか。
暗黙のルールその①信号待ちの時はアナウンスは控える。
その②後ろからやりすごさせる車には丁寧に感謝の言葉を述べる。それも追い越していく車にだけ伝わる程度の音量で。
その③手を振ってくれた人は絶対見過ごさずお礼の言葉。
うん、なるほどなぁ、その道にはその道なりの奥義ってもんがあるんだな、勉強になったし、これまで街宣に対する否定的イメージががらっと変わった。なんか、あの連呼の連続も意味あるものに思えて来た。有権者の心、少しは揺すぶってんじゃないのか?なんて、当事者なればのあるあるだな。
なんか足引っ張りを続けているようで心苦しかったカラスなんだが、それには理由があって、もらっていたマニュアル文を一切読むまい、自分の言葉で語ろうって決めてたからなんだ。つまりアドリブな。
いや、もちろん候補者の公約の範囲内で思いついた文章だけど。下手でセリフ覚えないへぼ役者がすぐにアドリブに頼るようなもんだ、こんな役者は使いたくねぇ!って思いながら続けてた。
もちろん、主力は木村娘2とプロのお姉さまなんだが、そんじゃそこにカラスが一羽入る意味ってなんなの?
あっ、これ、夜陰にまぎれた影武者作戦なんだって気づいちまった。本来なら候補者が座る助手席に男が座ってる、当然、道行く人は候補者と思うよな。そやって世間の目を欺きつつ本物木村は電話作戦に専念する、なるほど、これはかなり頭脳的だぞ。

と、なるとこつちも単なるはぐれカラスじゃいけないわけで、聞きようによっては候補者でなくっちゃならない。つまり、流れるようなアナウンスなんて求められちゃいないわけで、訥々と、しかし決意を込めて公約を語る、候補者当人ぽく、これが目標になるわけだ。
ただし、一人称で語るわけにゃいかない、それやったら、詐称だからな。以前さんざ叩かれろ、候補者本人のタスキ掛けた二人が同時間帯に別の場所に立ってたってやつ、あれな、当然公選法違反だ。この落とし穴にから逃れるためには、候補者の名前を主語として語るってやり方しかない。「木村は有機農産物の給食を進めます」って具合。これも結構微妙だけど、そこは虚実の被膜の間ってやつだな。
なんとか、それらしく、ってことは木村っぽく、しかもよく聞けば木村ではないって街宣ができたかな。ただし、一回だけ私は、なんて一人称で語ってしまった、あっ、ヤバッ!大失敗。すぐにカモフラージュしたけどね。あと、名前を間違えたの1回、すまん、マサタカってだれだよ?
様々学びの多いカラス体験だった。
それににしても夜間の1時間半だけだってのに、長ぁぁぁい!
これ朝から夕方までずっとやってんのかよ、各候補者とその応援者たちは!
なんか、もう少し効率的なできんじゃないのか?って以前からの疑問はやっぱり消え去らねぇなぁ。

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