泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

この人参は旨い

2013-04-05 11:34:59 | 丹下一の泡盛日記
ブランチ。


昨日、遠出のついでに途中下車して野菜購入。
電車に乗れば25分の町なのに、このサイズの人参が6本で50円(!)。
で、食べると甘い。濃い味。
そのまま塩が一番。からだ、喜ぶ。
そして、「なぜ?」と強く思う。
なぜ自分の町でこういう野菜が手に入らないのか。
なぜスーパーには遠くの野菜が並んでいるのか。
この頃、スーパーの野菜を買う気がしない。
見せかけばかりなんだもん。
押し付けられた経済システムの中で生活することを強いられている、と思う。

セロリの葉っぱはオリーブオイル+にんにくで炒めた。
(茎は昨夜塩で食べた♪)
久しぶりにつくった。
昔は豚肉と合わせてよく使ったもんだ。
これももう、葉っぱだけでトーストの付け合わせに大変よろしい。

都内の給食食材提供会社が、放射能検査をするなら「納入をやめます」と回答したとか。
学生の頃「保存料や防腐剤だらけの食いもんを毎日食べてるから、死んでも俺の身体は腐らない」と笑ってた。
この頃は逆のことを言わないといかんのね。。。
あ、もしかすると、ゴジラみたいに突然変異する人が増えてしまうのか。。。
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春の海

2013-04-04 20:48:01 | 丹下一の泡盛日記
昨日からプレイバッカーズの動画を作成している。
メインのMacのディスクドライブが故障中でサブマシンのWを使ったのだけど、実にこれが使いにくい。
「動画制作」と名がついているが、これを設計した人が思う動画っていったいどんなレベルだろう。
そして、ちょっとお願いすると「ええと。ええと」とうろうろし出すので、お茶飲んでお菓子食べちまう(-_-;;;

それでもお昼には作業終了。
(パソ作業しながら)洗濯機も3回まわした。
暖かい風に誘われて、ちょっとお出かけ。
菜の花が嬉しい。


葉桜になりかけ。
変わり目の風情もいいなあ。


とりあえずの目的を終えて、駅へ戻る途中。
坂道から海が見えた。
この道は車ではなんども通ったが歩くのは初めて。
そうだ、海があった!
と海岸へ。


途中下車してお気に入りの八百屋で野菜買い込む。
炒麺の野菜がなんとなく春色に見える。



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Girlsが「Tarkus」を弾くのが流行なのか!?

2013-04-03 14:44:37 | 丹下一の泡盛日記
エマーソン、レイク&パーマーの「Tarkus/タルカス」は中学生の時から何かあるとついつい聴いてしまう大好きな曲の一つ。
16歳でようやく購入したレコードは今でも大切に持っている。
高校生の頃、この曲のイントロを年上の知人が弾いているのをきいて驚いた。
耳でコピーするのが当たり前の時代。
そして、こんなすごい曲を弾けるなんて、と思った。

その「タルカス」を9歳の女の子が弾いているのをユーチューブでみた。
それも一人ではない。
それらの映像に海外のプロのミュージシャンがコメントしている。
「自分は5歳のときから音楽やってるが、こんな曲を教えてくれる先生はいなかった。「タルカス」はすでに古典になっていると思うから、どんどん広めていくべき。それにしてもガールが「タルカス」を弾くのが日本でははやっているのか!?」と。
全く、同感。

高校生の頃から自己流のピアノで遊んでいたが20代前半に「役者になりたいならやめろ」と言われて信じてしまった。
不器用で「できない」方が役者にとってよい、とのことだったが、多分その人自身が「不器用/できない」だったからにすぎない。
今はプレイバッカーズのパフォーマンスで時折ピアノを「触って」いるが、左どころか右の4、5指でトレモロができた自分が信じられないレベルなので「弾く」ではなく打楽器として「触る」または「叩いて」いる。
そこまでもどるだけにも時間がかかった。
なのであのまま続けていたらなあ、と思うことしきりだ。
40歳からこっちは、そうやって封印されてきた音楽や美術の「趣味」を復活させる時間でもあった。

今の子たちはいいなあ。
「タルカス」だけじゃない「Karn Evil #9」なんかもじゃんじゃん弾いている。
(ブラスバンドの映像まであった)
今では音の造りがわかるので、それほど困難ではない部分もあることは理解している。
(「アクアタルカス」のキャタピラーなパーカッシブ・ハモンドが大好きだったりするんだけどね♪)
むしろ曲のイメージがすごい、と思っている。
「タルカス」や「Karn Evil #9」、キース・エマーソンのピアノ協奏曲第1番(これも大好き♪)などを聴くと1本の舞台に触れたような気持ちになる。
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素晴らしい語りの会

2013-04-02 12:51:09 | 丹下一の泡盛日記
昨日、きちんと目覚めてお弁当つくる。
もしかして本番の後に、もう酒はいらないのかもしれない(T.T)
リチュアルに反するよなあ(-_-;;;

朝から劇場で仕込み。語りの会の本番。
やってることが前日と同じで、今日は(出演者ではなく)終日袖付きのスタッフだ。
年季の入った「職人」肌のスタッフが集合。少人数だけどさすがの仕事。
こういうのを横で見て手伝わせていただくくらい勉強になることはない。
小さな空間なので、大掛かりなことはないのだけど、基本に忠実に丁寧に、そしてやりすぎない。
タイムテーブルの9割以内の時間でちゃくちゃくと仕上げていく。
プロだねえ♪

「弟子」の女優2人の語りは色々な意味で勉強になった。
多分、演出と指導がばつぐんにいいのだと思う。
彼女たちも師匠を信じ、その教えに忠実に演じているのがわかる。
(だから彼女たちの力量と師匠の演出が透けて見えた)。
間の取り方が非常に参考になった。
やはり、「間」に行き着くのかなあ。

「師匠」は、おいくつなんだろう、と思わせるご年配。
風邪をひかれたとかできつそうだったが、語りはすごかった。
若い男女の濡れ場の語り、それは場面としては艶っぽいけど、それだけではない凄まじさ。
最後の2人の壮絶な死に様をどこか予感させるもの。
おかげで今追いかけているテーマについても勉強になった。
多分、原作者は無意識に書いている。
それが彼女の語りで浮かびあがってきたのだった。

帰宅して調べてみたら、自分の不勉強。
「師匠」は、自分が生まれた頃の有名なラジオドラマで名を馳せた女優さんであった。
ラジオの時代から真っすぐに我が道を歩まれた方は腹のくくりが違うと得心した。
こういう「芸事の深み」に出会えるから劇場の仕事はたまらない!
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プレイバッカーズ自主公演vol.24無事終了

2013-04-01 06:43:10 | 丹下一の泡盛日記
昨日朝、びっしょりと寝汗をかいて目が覚める。
風呂に入ってすっきり。
間に合わせたぜ♪ と満足。
もちろん昨日の段階で「間に合わせない」と恥ずかしいのだけど。
プレイバッカーズの自主公演は自分と発注している舞台スタッフが先に小屋に入る。
他のメンバーは基本後から。
舞台監督や照明担当の方たちと合流し劇場に入ってしまうと、すっかり「いつもの」状態♪


自主公演はメンバー全員が舞台に参加するので、9人の割り振りをどうするかが課題。
今回は、3人一組のチームで交互に出番。
これも初めての体験。
以前は90分をずっと出ずっぱりだった。
メンバーが増えるに連れて次第に時間的な負担は減ってきている。
もちろんコンダクター(今回はかよさん=宗像佳代)は出ずっぱり。

手前味噌かもしれないが、コンダクターとしてはもちろんプレイバック人としても世界レベルに到達している彼女のコンダクティングでパフォーマンスできることは幸せだ。
さすがのコンダクティング。
そして、なんせテーマが「母」なので、濃い深い時間に会場が包まれていいく。
ミュージシャンのえりなっち(田村依里奈さん)の音もすごくいい。
暖かい拍手をいただいて無事終了。

物理的な負担が少なかったせいか、ど~んと疲れが、という体調でもなく打ち上げへ。
酒を飲まずにお茶で話し、最後にはお客さんの子どもとはしゃいで遊んだ。
そんなこんながよかったのか、一次会だけで全員解散。
一人で帰宅する途中はちょっと寂しさも有ったのだけど、風呂に入ったあたりから猛然といいイメージがたくさん湧いてきた。
風呂から上がってパソ立ち上げて湧いてきたイメージをメモ。
面白い。
こういう体験は初めてかもしれない。
やはり舞台に触れること、そして自分自身が舞台に立つことがエネルギー源だ。
もっとも舞台が終わった後、自宅に戻り紅茶とケーキ(わざわざ購入)ってのも人生初体験だったなあ♪

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