泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

素晴らしい「こえ」に出会いました

2013-04-17 13:27:13 | 丹下一の泡盛日記
ゲストで出演する年配の歌手の方のリハーサルはモニターで見ていた。
「この歌知ってる。古い歌だよなあ」でスタート。
2曲目は和歌にメロディーをつけた「和歌うた」。
ふうん面白いことやってるなあ。
そして、3曲目「さよなら」。
なんだこれ!? 
歌詞が憲法第九条そのままじゃん!
そして「さよなら」は、「戦争、さよなら」「闘い、さよなら」という意味だった。
「LOVE」と「PIECE」がリフレインされ、オノヨーコみたいな人がいるんだなあ、と。
本番、どんな人なんだか見てみようと楽しみにしていたら、小柄な年齢不詳な人で。
自分の後ろで出待ちしながら舞台の歌手に合わせてスキャットしている。
そして、舞台へ。
歌い出したら声がすごい。
リハーサルと全然違う。
最初の歌、思い出した。
そうだ! じゅんとネネの「愛するってこわい」だ。
自分が小学生の頃の歌だぞ。
「この歌を初めて歌ったのは、45年も前になります」と話している。
客席からどよめきが。
そう。女性の年齢は本当にわからない。
背中を大きく開けたロングドレス姿でも、50代だよなあ、くらいにしか見えなかった。
それほど立っているエネルギー、そして何よりも「こえ」のエネルギーが素晴らしい。
「さよなら」、素晴らしい。
客席が「LOVE/PIECE」で唱和している。
それにしてもこの方、相当ぶっ飛んでいらっしゃる。
ステージから客席にエネルギーを振りまく「存在」に久しぶりに出会った気持ちだ。
もちろん自分も、勇気やエネルギーをいただいた。
今度、ソロのライブに立ち会ってみたい。
「じゅんとネネ」は再結成されているそうな。
そのネネこと早苗ネネさん。
日本もまだまだ捨てたもんじゃない。
こんな素敵な歌手がいるんだなあ♪
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ぱつぱつの中で出会ったすごい「こえ」

2013-04-17 00:32:56 | 丹下一の泡盛日記
この2日間はぱつぱつに時間がタイト。
今日はコンサートのお手伝い。
ピアノ持ち込んで2台使うそうな。


いい職人たちがやってきてさくさくと舞台に「結果」が積みあがっていく。
こういう時間は本当にすごい。
ホリゾント幕の裏は、劇場裏街道。


そして、こちらは表舞台への道。


そしてすごい歌手の生声に触れた。
追ってご紹介します。
彼女のライブをチェックして行こうかと思っている。
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