たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

What is tha real nature??

2008-07-15 00:25:53 | Weblog
 ここ何年間か、なんて言っているのかはっきりしない歌い方をする歌手が多い。まず、日本語なのか英語なのか、わからないし、ひどいときはフェイク的な何かだったりする。

 曲を扱う時ってのは、いきなり歌詞から読む人はいないだろうから、耳で拾ってくる。んで、気になって、歌詞カードを見ると、唖然。マジか。もう一回聴いてみると、確かに…。
 そんな経験、一度はあると思うんですが、どうでしょうか?

 っま、はっきり歌えよっと言うのも一理ありますし、きちんと歌詞を見てカラオケに備えましょうってのも一理あると思う。

 でも、最近、俺は、こーゆーときは、あえて歌詞は見たくないという立場をとる。音楽を音楽のまま相対的に捉えた方が、本質じゃない??
 だって、本当は、歌詞カードは、作詞的には、そうであったとしても、自分が聞いて感じ取ったモノのほーで、それでそのまま素直に受け入れれば、いいじゃないか。
 それに、アーティスト側もそれを狙っている可能性がある。つまり、2重に意味を伝えるというか、別の捉え方も用意しておくというか、別解みたいな…(笑)。

 実は「相対的なモノ」のほーが、「絶対的なモノ」よりも、本質なのかもしれない…。

 っま、そんな難しい表現よりも、平たく言えば、「解きたくない謎は沢山ある」ってところかな。これまで、俺は問題を解き過ぎてしまった気がする。「この謎は謎のままが美しい」「この曖昧さは残しておいたほうが自然である」
 最近、そっちに興味をもっていかれてしまった…。
 なんでもかんでも問題を解いていけば良いというわけではない。なんでもかんでも『思わずに』問題ばかり解いていくことは、利口であるが、聡明でないのかも。

 でも、俺、賢いですから(笑)、自然に解いちゃってたりします。そんなときは、解いてないフリをして、解いてないこととして、モノゴトに向き合う。それはそれで、面白い。
 やっぱり、最終的には、歌詞は見ちゃいます。だけど、なるべく見ない期間を長くして、この感覚を忘れないようにしておいて、答え(歌詞)を見ると、なんとも言えない楽しさに襲われ、しかも(理屈も感情も)両方楽しめるっていう最高の状態になれます。

 音楽って、素晴らしいですね。
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