たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

fallin'

2009-02-01 12:24:23 | Weblog
 誰に言われたかすら忘れたけど、「音楽聴いてるときって、何してるの?」って聞かれたことがある。音楽聴いてるときは音楽聴いてんだよ(笑)っと思ったが、まぁ、そんなもんかもね、この一部の人が超興味を持つがそれ以外じゃめっきしってのが「音」なのかもしれない。
 ただ、そういう発言するってことは、そういう人は、確実に音楽を楽しめてない、音楽じゃなくって音学なんだね。

 同業者のなかには、社会生活はつまんないし、その風刺から音楽をやってて、それだから音楽は好きってのがいるが、それはお話にならない。
 んじゃ、モテたいから、音楽をするってのも本質からズレているのか。いや、それはむしろ、俺らみたいに純粋に音が好きな人種より、自然。音楽というのはそもそもが何かを伝えるものであるのだから、モテたいから音楽をするのは、正しい。っま、任意の人にモテたいってのは、音楽がどーの以前に何か違う気がしますけどね。
 騒ぎたいから音楽が好きってのも、同様にギロンできる。まったく、同様に。

 俺にとっては、音楽は、別世界に連れて行ってくれる乗り物みたいなイメージに近い気がする。そういう意味では現実逃避の道具だったりするのかもしれないけど、音楽を聴くことによって単に問題を考えなくなるわけじゃなくて、限りなく問題へ直結した世界へと連れて行ってくれるんだと思う。
 そんで、こー思う。何もかもがこの僕のもの♪そんなふうに思える。でもどこかで、自分を責める続ける感じ。

 この音を自分が正式に扱うことが、もうできないのかも、っと思うと、すごく不安になる。だからと言って、すべてを音楽に捧げるなんて実力じゃないし、そもそも音楽は一般ウケしてなんぼなんだから、普通に社会的な生活を過ごしていく中で作っていくべきなんだと思うからな…。

 そうなってしまうかどうか、それを決める日が近づいてるけど、怖いようで、久々だから楽しみなようでもある。ってか、あいつら、1ヶ月ぶりで、久しぶりっていう、関係って、彼女かっ(笑)。

 (古文で「かなし」は「愛しい」と訳しなさいっと習った。この、悲しい感情と愛しい感情は似ているという想いを、これほど上手く表現している曲は珍しい。そういうわけで、俺のなかで、バラードの中ではベスト3には入る名曲。
 この曲は、源氏物語の「浮舟」がモチーフになっているらしいから、おそらくこの捉え方は限りなく正解に近いんだと思う。不倫とか年とか、そーいうダメな恋の叶わなさを歌ってるんじゃなくって、もっと純粋な恋の、どこにでもありそうな怖さや不安を表現しているような気がする。別れをイメージするような歌詞が入っているけど、どっかで…、いや実質的に互いにあきらめてない感じがする。
 それにしても歌として難しい曲。男性ボーカルで、上の上のDまで使うなんて…。EXILEの曲は、まず高さを克服しなければならないのかな…。っま、ゴスペラーズの「ひとり」とかのリードやってる僕からすりゃー、そう高くもないんですけどね(っと自慢してみる(笑))。
 あ、注意注意。「恋はするものじゃなくて落ちるもの」ってこのξフレーズは、スピードワゴンよりも、東京タワーよりも、この曲が最初です(笑)。)
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