たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

落ちない信頼関係

2013-04-26 00:43:49 | Weblog
 ダメであり続けることをイイワケにすることで成り立つ信頼関係にホンモノは無い。
 全ての信頼関係は、お互いにより良い状態になるため、それをもってして社会貢献するため。2人で暗闇に落ちていくために付き合うわけじゃないし、傷を舐め合う為に似たような人間同士で集団化するわけじゃない。

 だから、何かの関係性を保とうとしてダメであり続けることを選んではいけないし、一方が成功すること(成功していること)で壊れてしまう関係なら、それは最初から信頼関係じゃないわけだから、壊れてしまった方が、別の楽しさを他の誰かと形成していける。
 ほんのちょっとしたことで傷ついてしまうほど心が脆いんだとしたら、繊細に言葉を使い合えばイイだけだし、深く考えながら行動を提出していけばイイだけのことだ。

 なにで、そんなに悲しい表情をしていたのか、想像もつかないくらいの不安を抱えているのだと、心のどこかでわかっていたのに、結局、当人の責任に押し付けて、「今できること」を考えつかないのは、助ける側の能力不足のせい。
 助けることは、同時に、助けられることであり、助けられることは、同時に、助けることであるのだから、助かるためには、お互い、ある程度、能力をつけなきゃいけないよね。

 そんなことを、日々のちょっとしたことで想いだしてしまうのは、あんまり良くない症状だなって思う。
 だって、それが未来にきちんと繋がっているんだとしても、今の系に、確実に不利益を生じさせているわけで、それはそれでまた、ホンモノ感が薄れてしまうでしょ。

 なんとなく、本当の意味で元気になるスイッチが、見つからない気がしているけど、答えは実はすぐ傍にあって、何かのループに引っかかっているだけなんだと思う。
コメント
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