たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

答えさえ合っていれば後はどうでもイイ…!?

2013-04-25 00:51:08 | Weblog
 助けてもらえることを期待し過ぎちゃダメだ。
 相手は、自分を捨ててまでこっちを助けてくれるわけじゃない。たとえこっちが自分を捨てるほどの優しさであったとしても、逆にそういうことを相手に期待しても、どーせみんなそこまでじゃないわけだから、こっちの心が傷つくだけ。
 そういう生産性の無い、コスパーの悪いことは、好きじゃない。

 突然訪れる悲しさの原因ははっきりわかっているんだとしても、それを解決するだけの手立てが無ければ、どうすることもできない。
 今、どんなに何かの結果がでても、どんなに信頼関係を新しく結んだとしても、過去に残されている心の引っかかりは、現代に何かすれば解決するものではないのだから。
 矛盾していることを頭で理解しながらも今に求めて、期待して、そのせーで今が壊れてしまうなら、演技でも過去を完全に捨てているフリをするしかないのかもしれない。

 話を聞いてくれるってこと一つとってみても、それはとても憂んでくれていることだし、尊く、稀少価値のあることであって、それだけの優しさを肌で感じているのにも拘らず、満足できない自分に嫌気がさしてきたりして。
 数ある与えてくれる言葉のなかから、カタチにするのはきっと自分自身しかできない。そうじゃなきゃ、俺自身も本当の意味では満足できないのだし。

 求めているのは、精神的な部分の支えでも無ければ、今結果を出すことによる間接的な還元でもなく、発散でも無い。欲しいのは、実質的な解決だけであり、変わったという実感のある結果だ。
 それに向けての寄与は、俺自身であろうが、誰かであろうが、そういうことはどうでもイイんだと、今は思っているんだと思う。

 数学は、答えさえ合ってれば、後はどうでもイイと思っている。
 異常なくらい論理や思考にこだわっている割に、こういう風に自分の生徒に教えている理由は、答えに辿りつかないような論理や思考がいかに無意味かを、良く知っているからだと思う。
コメント
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