たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

今夢を実現させる仲間がいるから

2013-04-14 03:10:53 | Weblog
 時間を無駄にしてしまったと頭で理解できたとき、その無駄な時間を価値あるものにしようと躍起になるのでは、どんどん希望が無くなっていってしまう。

 過ぎ去ってしまった無駄な時間に対して、あれこれ悩んで、楽しい時間だったんだと自分を誤魔化したり、こういうことが必要なんだと意味付けをしたり、落ち込むフリをすることによって、行動から気持ちへフィードバックさせて、元気をなくしてみたりして、自分を無価値なモノと決めつけたり、自信を喪失させてみたところで、今まだ、有り余っている時間を無駄にするだけのことだ。
 優しい言葉にさえも、何かの策略なのか?と、いつしか心が響かなくなっているのなら、もっともっと(ABCの)グループ性を無理矢理にでも高めて、他人の意見をまるで自分のように感じることによる効果を期待するしか術は無い。

 『なんで、今の、取らないんですか??』
 「え?」
 『なんで、今、走らなかったんですか?走ったら、取れたかもしれないのに。』
 「わかるから!走らなくても、走る前に考えたら、今のは取れないな、って、わかるから!」
 『…そうじゃないでしょ。気持ちの問題ですよ。本当は、間に合ったかもしれないじゃないですか?』

 論理的に物事を考えて何も行動できないくらいなら、まずはとりあえず行動してしまい、そのなかで論理を考えた方がコスパーがイイ!、って想いながらのその発言は、もしかしたら、俺自身に向けて、言い放っていたのかもしれない。
 走ることを恐れたせいで、無駄な時間を過ごしたとしても、まだ時間が残っているなら、そこに全力で走りこむ。そして、そのモチベーションが維持できないなら、仲間に頼ったら良いじゃん。

 俺らは、チームだからこそ、強い。論理性なんて大してアテにならない。信頼関係こそが、勝負できる唯一の武器。
 今夢を実現させる仲間がいるから、心からにじみ出ている悲しさと寂しさを含む、あの笑顔を、きちんと輝きに変えることができる。それをできることこそが、幸せの足がかり。

 その着眼点を忘れなければ、どのモノづくりも、きっと成功する。
 時間依存性の無い、意志と意志だけがもつ果てしないパワーを貢献に使っていき、その喜びを分かち合えるだけの優秀さを精神的に俺と近い周囲のすべての人に備わっているから、幸せになれる必然性を持っていける。

 それは、これまでの無駄な時間を、…いや、無駄だと勘違いしている時間を、本当の意味で、価値あるモノにする、唯一の指針であると、俺は勝手に想っている。

EXILE DIAMOND
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする