たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

涙の決断の前後

2012-09-11 01:12:31 | Weblog
 最後の瞬間が大事であることは言うまでも無い。終わりよければー、ってのは、意外とあってる。

 これまで笑い合えていたことも、楽しめていたことも、分かり合えていたことも、すべて俺一人の勘違いだったんだなって悟って、見かけなくなっていく。悲しいけど、それが真実。
 そして、俺の知らない笑い声が聴こえてきて、一度もサヨナラも言わずに、追加契約も交わさずに、その日が来る。

 そんなことの繰り返しだけど、意外と生活はあっさりしているし快適だ。
 よく普段言ってることだけど、生まれ変わったら、色んな家で、ここでしか飼われていない、って思われているような野良猫になりたい、って感情は、カワラナイまま。別に八方美人なわけじゃないんだけど、飽きっぽくて。

 新しい場所なのに、すでに飽きている。どれだけ新しいことをしていても、斬新なことを言いだしても、どーせ俺はそういう振る舞いするから、って部分が、自分の中でも、みんなの中でも共通認識されてしまえば、そこから飽きだすのは早くて。

 満足できないってのは、いつまでもいつまでも、幸せにはならない。
 邁進すればするほど、追究すればするほど、研究すればするほど、あくなき探求をすればするほど、超楽しくなっていくけど、そんなこと言ってるから、そのあたりに転がっている幸せにいつまでも気がつけずにいる。

 でも、その分、とても大きなことを、期待している。
 いつまでも変わり続けながらもカワラナイ、って、そんな状態や関係性を。
コメント
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