たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

その先があるから

2010-02-21 04:23:34 | Weblog
 たったひとつの情報から、とたんに、真実が明確になってしまうことが、ある。そんなとき、あまりイイ事ではないことが多い。
 それは、知りたくない事実を偶然知ってしまったときだったり、方程式を解かせた結果で判断できるモノだったりする。曖昧だったからこそ、意味があったモノ達が失われていく。

 嬉しいけど悲しい。いや、悲しいけど嬉しい、かな?

 こういうときは、ふわっと、違う世界へ連れて行ってくれる音楽に身をゆだねる。その歌詞なんて、俺にとっては、何の意味も持たないような、「曲」でどこかへ行けるような音楽で。
 でも、まだ、大丈夫。本当に最悪のときは、その曲を殺すことになるから、音楽なんて聞きたくないから。

 局所的にそれを感じたのではなく、一般論として、統計的にそれを感じただけだから。
 ううん、どーせ、そんなもんだってわかってたけど、目の当たりにしちゃうと、辛かったり。

 ユメヲミタアトデ、現実に戻っていく。そして、まだ、続いていくことを、本当の意味で理解するのだ。

 例えば、スゴイ変化する出来事があって、乗り越えたとしても、乗り越えられなかったとしても、死なない限り、あなたの周りは、それ以前と何も変わらない。それを感じとらせることで、一歩ずつ歩いて行け、と伝えている。
 「どうして、あれだけのことがあったのに、周りは普通なんだろう?」って思うけど、それ自体で、いかに人間は、自分の想いのなかで生きているのかが、わかる。自分のことばっかり気にして生きているのかが、わかる。

 ほれ、一歩一歩、歩かないと、後ろを歩いていた、それまでの自分に、追いつかれちゃう。

 (どーでもいいけど、最近は、5、6個の実際にあった出来事から感じとった想いを詰め込んで、ひとつにして、これを書いてるなって思います。)
コメント
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