たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

未来を創るアクティヴフェーズ

2010-02-01 02:21:51 | Weblog
 どんな所へ行ったとしても、ムカつくことは絶えないもんだ。
 誰かがメンドクサイとか、ある制度がメンドクサイとか。それは、常に、不平等から生じるもんだけど、誰にでも、どんな時にでも、平等な、法を作るのは、すべてを解析したら終わりな物理学よりも遥かに難しい。平等に関しては、創作どころか解析も終わってないしね。

 単一や少数の人間について解析するとき、その作法を大きく分けると、アクティヴフェーズとパッシヴフェーズという2つの作法に分かれる(田口・白鳥シリーズより)。
 攻撃的に相手の正体を直接抉りだしていくのがアクティヴフェーズ。何気ない質問から間接的に心理読影をするのがパッシヴフェーズ。

 俺が、同世代と年下に対して行う解析法は、ほとんどいつも、パッシヴフェーズ。自分のことで、どうでもいいことは、包み隠さず、そのまま語るけど、他人から聞き出そうとするときは、いつも、パッシヴフェーズ。
 しかし、先生などのものすごく目上の人に対しては、アクティヴフェーズ。フレキシビリティーをもって、直球なのに受け取るのが難しいボールを次から次へと投げまくる。
 どっちの世代にも、どっちの方法でもできるようになりたいですが、なかなか難しいね。

 そうやって解析してしまう理由は、今現在怒っているか、未来怒りたくないか、の2パターンが多い。もちろん、そうじゃないときもあるけど。
 どちらかというとアクティヴフェーズが苦手な俺は、ここにいられるという幸せを忘れてしまうことがある。こんな感情、本当は贅沢なんだって、忘れちゃうんだ。フレキシビリティーが無いな。
 あ、「フレキシビリティーこそがアクティヴフェーズの極意」だから、アクティヴが苦手なのか。

 特に俺の場合、明日から急に、いなくなってしまうことだって、ありえる。
 そういう、物理的なフレキシビリティーは、人一倍、あるのにね。
コメント
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