たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

り・ぼん

2010-02-25 03:05:16 | Weblog
 現状だけ見て生きている人なんていない。その先に何があるのか、改善する方向になっていくのか、自分が満足できそうか、さらに先は存在するのか、っと、とにかく、その先を見つめて生きている。
 だからこそ、思い描く未来に連続的に繋がっていないように見える、退屈な日々に悩まされることになる。さらに、あなたが真面目なら、最悪のパターン。真面目な人間ほど、大切な仕事を任されるから、どんどんストレスが溜まっていく。

 その一方で、未来に満足できそうな分野で、一生懸命に努力しているモノを、人は、いくつか持っている。それをやめる決心をするときは、努力して現状がよくわかっちゃって、やっぱり希望が無いや、って感じた瞬間だ。
 努力してみたら自分にはできないと分かったとか、色々な状況のせいで、できなくなってしまったとか。。前向き人生で「頑張れば、乗り越えられない壁はない」とか…、あり得ないのに、そうは思えず、ココロではやめたくない。けど、きっと、未来につながらないから、って、やめていく。

 どうしよっ、もう、何も、希望が残って無いじゃん、しかも退屈な日々のオンパレード、って、なっちゃうと、どうにか紛らわそうとする。依存することで紛らわしたり、衝動買いをしまくってみたり。。でも、誤魔化すためにやってるって、自分が一番分かっているから、余計に切なくなる。
 そして、時間は経ち、ふと振り返ってみると、過去の自分のほうが、優秀だったり??そこで、また、時間依存性によって、希望を無くす。

 そんなことに対して、優しい気持ちで素直になっても、話し合って、わかりあえることは難しい。わかりあえないと、不安を持つ。
 まぁ、それに、自分が変わろうとしなけりゃ、周りがいくら変えようと躍起になってもダメだしね。スイッチを押せるのは自分だけだから。

 退屈な日々の中で、どんどん流されていく。どんどん流されて、無気力になっていく。さぁ、どうやって、復活しよう?

 流れの中で、流れに身を任せ、流され続けたらラクなのは当たり前。出る杭は打たれちゃうんだから。
 だったら、流れを利用すればイイ。あえて、自分の目指すような流れに身を任せてみる。流れありきだからいけない。「自分ありきの流れ利用」じゃないとっ。

 そのためには、いくつもの流れを知っていないといけない。いくつもの流れを知ろうとしなきゃいけない。多角的にね。
 そうすると、数えきれぬ星が浮かび上がる。その輝きが、ひとつひとつ、ココロの中で光を伸ばしていく。

 いくつもの星々の中に、古い夢の続きがあるはずだ。他の輝きも消さずに、その続きをなぞったなら、自分の弱さを受け入れる強さを持ち始め、昔の自分をいつのまにか通り過ごしていくことができる。
 あの頃、思い描いた未来と、ズレているかもしれない。だけど、そんなことはどうでもイイ。今からの思い描いた未来にちょっとでも近づけると、見積もれるなら。
 こうなってくると、現状を知って、諦めそうになることさえも、それはチャンスだ。それだけ、夢と現実とのギャップが縮まったってことだし。

 きっと、誰でも、そうであって欲しい。本当に…。

 読者の中で、このループを、すべて貫き通すような、輝きまくっている希望を発想できる人は多いだろう。
 だけど、俺は、あんまり、それだけに重きをおきたくない。このループから、この方法以外でも、どーにか自力で抜け出せた者にしか、その希望のホンモノは掴めない気がする。
 それ以前に、あんなに純粋で稀少なモノを、誤魔化すための材料に使わないでっ。
コメント
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