桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

忘年会

2012-12-20 | Weblog
昨夜は、弁護団会議後、忘年会だった。
14名で、楽しく飲んだが、「なんだか布川が終わった気がしないね」と言われた先生があって、16名の弁護団全員が布川再審を闘った人だからだろうと語られていたのを聞いて、この先生方と新しい闘いが出来る幸せを、改めて感じた。先生方が揃って飲めば、必ず杉山の話になり、提訴に加わったらばどうするか?と問われるが、正直に言って、今の解放感が失われるとは嫌だ。嫌だが、再審の闘いをし、仲間の力になるという大義を思えば、本当にやりたいと言うならば受け入れるよね。当然のことだ。
最後は、俺のアリバイ地でもある、今は名前だけが変わった元高田馬場養老乃瀧店に行って飲み、日付の変わるころに帰った。

弁護団会議

2012-12-20 | Weblog
昨夜は弁護団会議だった。高田馬場の事務所に集まり、国賠での立証に付いて、それぞれの細かい部分の割り振りなどを中心に話し合われた。
第1回期日が、来年3月21日と、ほぼ決まり、どうやら動き始める。
再審公判などで、既に検察と警察の違法行為は、かなりの部分で追及され、認定されてもいることから勝つことは間違いないだろうが、問題は、鉄面皮の検察と警察が、どこまで事実を否定するかだな。
まあ全てを否定して無罪判決が間違いだと否定して貰った方が、冤罪仲間のためにはなるだろうから、どっちにしても闘い甲斐がある。
何だか始まるのが待ち遠しくなった。