桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

袴田秀子さん

2012-12-08 | Weblog

今夜は、救援会神奈川県本部が主催した袴田秀子さんの激励会に行った。
アムネスティの開いた集会に来た秀子さんを、夜は救援会が激励する形になったらしいが、神奈川県のアムネスティの方たちも来て35名くらいの参加だったろうか。
DNA鑑定の進展もあって、袴田事件も勝利に向かっているが、検察の抵抗は凄まじいモノがある。自分の鑑定を否定する自爆テロみたいな鑑定人を選んで、弁護人側の鑑定も一緒に潰す作戦に来ている。
袴田さんの衣類だとされた物の味噌漬け実験(添付写真)だけを取っても、袴田事件は警察による証拠捏造が明々白々だ。本当に1年も味噌に漬けたならば、絶対に衣類は、この写真のようではない。弁護団の実験でも血液が判らなくなるくらいに味噌に染まってしまう。
この写真のように明るいままに染めるには、ほんの少し味噌に漬ければ充分らしいのだ。
袴田事件は、余りに多くの証拠捏造があるために裁判官が、目を眩まされている。1日も早く、袴田巌さんを社会に取り戻したい!


銀座歩行者天国

2012-12-08 | Weblog

今日は日曜日。銀座は歩行者天国だった。
以前、救援会の救援美術展が銀座の画廊で開かれたとき、歩行者天国を歩いたような気もするが、しみじみと歩いたのは、今日が初めてかも知れない。
宇都宮けんじ候補の宣伝は、歩行者天国で行い、そこを練り歩いた。
初めに宇都宮先生が話して、いきなり俺が応援演説の1番だった。
やはり、自分の冤罪宣伝とは違ったが、3分と言う指示で自分なりに話せた。2番目が法政大学の田中教授。毎週、日曜日のテレビで見ているが、知性に満ちた表情の美しい先生だった。話も穏やかな理性と説得力のあるものだった。
概して、応援演説の弁護士さんの話は長くて、やはり弁護士さんだなぁ、と思ったが、皆さんの宇都宮都知事を実現しょう!の熱意に満ちた宣伝だった。
東京なのに宇都宮!、弁護士なのに検事!そんな言葉をラップのように歌にして、ギターと一緒に歩いた。残念ながら感心は薄い。この感心の薄さが、今の政治を生んでるよね。

今日の予定

2012-12-08 | Weblog
俺が選挙権を取り戻して、今回は、初めての国政選挙だ。同時に行われる都知事選挙では、前日弁連会長の宇都宮けんじさんが立候補した。
俺が日弁連にお世話になったからではなくて、本当に弱い者を支え、命を守る知事が必要だから、今日は宇都宮けんじ候補の応援に行くことにした。
銀座三越前で、午後1時から。
俺が話して票が減らないように話さなくては!