桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

驚いたな

2012-12-06 | Weblog
笹子トンネルの崩落事故には驚いた。
まさか、何トンもの石板がアンカーボルトで吊り下げられているとは思わなかった。吊り下げられた物ならば、何時かは劣化して支えきれなくなって落下するよな。
このようなトンネルは、全国に幾つもあるそうだが、単にトンネルの吊り下げ石板だけの問題ではなくて、高度成長期に造られた大型建造物の耐用年数が来る時期を迎えたと言うことで、色々なところで事故の危険性が増すと言われている。怖いよなあ。
でも、大丈夫か。日本人だもの、すぐにこんな問題は忘れ去るだろうし、次の事故まで、何もなく平穏に過ぎるだろう。
福島原発は、今でも放射能を放出しているし、何かアクシデントがあれば、また大量の放射能が噴出するのに、日本社会は忘れ始めている。
自分の命が脅威に晒されている問題ですら、すぐに忘れてしまう民族性は、これは喜ぶべきか、哀しむべきか、どっちなんだろ。
もうすぐ放射能廃棄物は貯蓄出来なくなり、どっちにしても原発は運転継続不可能になるけどね。

せわしない

2012-12-06 | Weblog
今月は、少しはゆっくり出来るかと思っていたが、何だかかんだとやることが出来て、庭いじりだとか、予定していたことに手を付けられない。
選挙が原因だが、予想記事では自民党が圧勝らしい。小選挙区制度の欠陥ゆえに、死に票を大量に発生させてしまい、結果として偏った議席になってしまう。
自民党のやることは、変わりようがないのだから、すぐに民意を失うのは決まっているが、国防軍にして徴兵制にでもされない限り、社会は目が醒めないのかなぁ。