今日は再審開始決定から3年。検察の抵抗による大阪高裁での審理が終わったことから、1日も早い再審開始決定の確定を求めた集会だった。
パンツ一丁で室内の駐車場にガソリン7リットルを撒き、ターボライターで火を点け、火事にして入浴中の子供を殺した、とされたのが東住吉事件だ。
ガソリンを扱ったことのある人ならば、その嘘は、すぐに理解するだろう。ガソリンを撒いたらば、すぐに気化する。7リットルも撒いたらば、もしターボライターで点火すれば、その時点で爆発的な火災になり、「パンツ一丁」でなくても猛火に包まれて焼死するだろう。
この犯人にされた人は「パンツ一丁で放火」して無傷なのだ。なのに、その自白は真実だとして有罪になり、今も刑務所にいる。
今日は、この3年に検察が行ったガソリン7リットルの点火実験など、その抵抗内容を聞いたが、自白通りの点火実験では、弁護団実験と同じに、駐車場にあった風呂場の種火に引火してしまい、「点火」する前に猛火になったそうだ。
当然だよね。科学は弁護団がやろうと、検察がやろうと、必ず同じ結果になる。従って、犯行自白は嘘となった。でも、諦めない検察は、自然発火を否定する検証をやったが、それも無駄な抵抗で、ホンダアクティは、給油口に不具合があってガソリン漏れを起こすことが、各地からの報告で判ったのだ。
真実は強いねえ。
気違い集団の検察は、それでも有罪を求めて頑張っているのだから、この集団に付ける薬はない。
東住吉事件は、この夏までに再審開始決定維持の判断がなされることになるだろうが、改めて気違い集団を矯正する法律を作らなければならないと思った集会だった。