桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

笑った♪

2015-03-06 | Weblog
明日の東住吉事件の集会に参加するため、前泊で予定を組み、東京駅から新幹線に乗ると、何と俺の指定席に座っている人がいる。
「間違っていませんか?」と声を掛けたらば、6号車ではなくて12号車の席。赤い顔をして、慌てて移動しようといている40才くらいの派手な服装をしている人を見ていて、良く間違う自分を見ているようで笑ってしまった。
この頃は俺も学んで、そうは間違えなくなったけどね。

1人くらい

2015-03-06 | Weblog
知らない、覚えがない、責任を問われて否定する政治家や犯罪者。
その気持ちが判らないわけではないが、潔く「しました、私が指示しました」などと、認める人はいないものかねぇ。
安倍内閣の閣僚の言い訳など、見苦しい限りだ。それを追及するはずのマスコミも、何だか知らないけど、腑抜けみたいなことしか書かない。
毎日、ウンザリだなぁ。

密告取引法

2015-03-06 | Weblog
美濃加茂市長の贈収賄事件に無罪判決が出た。
なぜ金を贈ったと言う業者が素直を認めて刑務所にいるのか、それが不思議だったが、何のことはない、しっかりと理由があった。
あの業者は詐欺事件を起こしていて2千5百万で起訴されていた。しかも、それには裏があって、美濃加茂市長弁護団が告訴して、更に4千万を追起訴させたが、実際に受けた不正融資額は3億6千万だったらしい。
検察は「お前の詐欺事件は軽くしてやる。代わりに市長に金を贈ったことを認めろ」とやったらしいのだ。これだよ、司法取引なる法律が生み出す冤罪は!
3億6千万の詐欺を2千5百万に軽くして貰えれば、大概の人は認めてしまうだろう。ゆえに、俺は、作られる司法取引法を「密告取引法」と呼ぶ。
この市長にも落ち度はあるようだ。この業者と、何度も会食を重ね、業者の言いなりになる面もあったとか。しかし、その落ち度と収賄は違う。新聞にもあったが、「30万」という低額で2ヶ月も拘束したのは、今までの百万台の例が多かったことからも異例だったそうだ。
川崎の少年事件は、弱い者虐めの典型だったが、あんなに騒がれた小渕優子などは放置されたままで、高々30万の市長は2ヶ月も拘束される。しかも、無い事件を作り上げたと言うのだからへタレ検察は、川崎の少年たちよりも質が悪いかも知れないよね。