桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

維新の会

2013-03-28 | Weblog

飛ぶ鳥を落とすがごとき勢いだった「維新の会」も、その支持率は下降して来たらしい。

まあ自民党政治の先導役、水先案内人的な政治信条を持った集団だから、今のように「自民党で良い」と風が吹けば、その周辺勢力の人気が落ちるのは当然だ。

昨日の東京新聞の「筆洗」欄では、こっぴどく橋下の言動の軽さを指摘していた。

「全職員の思想調査を行ったことを反省した午前中。夜になって一変。組合と弁護士が市長橋下を批判したからと激怒。再び全面的に対決するとした言動を、潔く謝ったのは演技だったのだろう。批判されて乱れるような安っぽい演技ならば、しない方が良かった」と、手厳しい。

橋下が大阪府知事、市長として行って来たことは、実に判り易い。「二重構成の無駄」「税金の無駄」として市民の不便になることばかりだ。地下鉄など、黒字部門も、勿論、大阪経済界のために売り払い、しっかりと財界には奉仕している。

橋下徹は、経済界を相手とした弁護士として金儲けをして来た男だ。やっていることは自分に利益となって還元することばかり。判らないんだよねえ、見た目の良さ、言葉の歯切れ良さ、そんことで投票する連中は。

 


太陽の季節は終わっ

2013-03-28 | Weblog

先日、電車のつり広告で「太陽の季節は終わった」という見出しを見た。

買ってみようかな、と思う間に、もう次の週になったようで、何が書かれているかは判らないが、自民党総裁も狙った息子、伸晃の環境大臣としての体たらく。慎太郎が一番期待するらしい宏高のギャンブル会社との違法な繋がり。更には、脳梗塞もささやかれる慎太郎の入院を書いていたようだから、その中身は読まなくても判る感じだ。

大体、慎太郎が国会に戻るなんて体力的にも無理だったのだ。都知事としての慎太郎は、週に2.3度しか都庁に出ていなかったのを知る人は少ないだろう。東京都知事は、それで済み、実情を知らない多くの都民の支持で踏ん反り返っていられたろうが、一議員になる国会では、そうは行かない。都知事気分で、何でも思うままになるとでも思ったのだろうが、そうは行かない。

それにしても「太陽の季節は終わった」は、なかなか鋭いリード見出し。因果応報って言葉もある。傲慢にも弱い者、自分の気に入らない者を誹謗して来た慎太郎は、その行いに相応しい落日を味わい知るに違いない。


もう一丁!!

2013-03-28 | Weblog


昨日、水戸家裁所長にご栄転の志田洋裁判官の顔写真を掲載したらば、信頼する方から的確なご批評のメールを頂いた。
事実を見る眼のない裁判官の歪んだ独善を、その表情に見うると指摘される批評に同感の喜びを感じて、もう一丁!
こっちの方が志田洋裁判官の本質を顕していると、俺は感じる。志田洋が語ったらしいの信条も添えるが、愚直ねぇ。「愚」は正しい選択だろうけど、「直」が付いたんじゃあ、「愚直」の言葉自身が嫌がると思うよ、「アンタに使われたくない」って、志田さん!