飛ぶ鳥を落とすがごとき勢いだった「維新の会」も、その支持率は下降して来たらしい。
まあ自民党政治の先導役、水先案内人的な政治信条を持った集団だから、今のように「自民党で良い」と風が吹けば、その周辺勢力の人気が落ちるのは当然だ。
昨日の東京新聞の「筆洗」欄では、こっぴどく橋下の言動の軽さを指摘していた。
「全職員の思想調査を行ったことを反省した午前中。夜になって一変。組合と弁護士が市長橋下を批判したからと激怒。再び全面的に対決するとした言動を、潔く謝ったのは演技だったのだろう。批判されて乱れるような安っぽい演技ならば、しない方が良かった」と、手厳しい。
橋下が大阪府知事、市長として行って来たことは、実に判り易い。「二重構成の無駄」「税金の無駄」として市民の不便になることばかりだ。地下鉄など、黒字部門も、勿論、大阪経済界のために売り払い、しっかりと財界には奉仕している。
橋下徹は、経済界を相手とした弁護士として金儲けをして来た男だ。やっていることは自分に利益となって還元することばかり。判らないんだよねえ、見た目の良さ、言葉の歯切れ良さ、そんことで投票する連中は。