桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

腐れ組織

2012-03-23 | Weblog
俺は、何時でも検察庁批判をしているが、余り警察批判はしないかも知れない。これは検察が悪くて警察がマシだと思っているわけではない。逆だ。
泥棒に泥棒の批判をしたって意味はない。暴力団に遵法を説いても無意味なのと同じ気持ちなのだ。
心底から腐れ切った組織の警察に、まともな批判を書いても仕方がないと思っているだけだ。
習志野警察の怠慢、許されないと書いたとて、絶対に全国の警察組織が正されるはずはない。
なぜならば、警察官にとって警察と言う組織は、自分たちの生業の糧だからだ。警察が市民の命を守り、安全を守るために存在すると、口先では語るが、彼らの本音は違う。自分たちの生きる手段でしかない。
もちろん、至極真面目に警察官であろうと務める人はいる。多くいるが、頭脳成績だけで警察官になり、出世して警察組織を牛耳る数多の官僚連中が存在して、その連中が作り上げた裏金などの甘い汁に警察官としての正義の異などを唱えようならば、群馬県警の大河原さんのように解雇されてしまうか、愛媛県警の仙波さんのように冷飯の晒し者にされてしまう。何時しか警察官としての純白な精神は正義の旗印で行われる悪事の朱に染まつてしまうのだ。
警察官は、常に人を疑う。疑う心は、心自身を歪め、モノの見方を歪める。警察官職にあることにより、必ず培われてしまう心の歪みは、白を黒と感じてもしまう。だからこそ、その捜査には可視化が必要なのだが、歪んでしまった心は、組織をも歪めてしまい、「正義のためならば許される」として証拠の捏造までもおこなってしまう。
実に哀しい職業だ。本来ならば純であるべき人たちの歪みを、あからさまに見せたのが、今回な習志野警察の問題だろう。
きっと、今度の問題を起こした慰安旅行に行った人たちも、最初は社会を守る警察官になろうとして警察学校に入り、純白な思いで警察官になったのだろうに。

読売新聞

2012-03-23 | Weblog
ナベツネの発言を知るたび、この男がいなくなったらば読売新聞を取ろうと思って来た。だから、先日、新しい居住先に勧誘が来たときも、悪いけど、と断った。
昨日の巨人激励会でも、また言ったねえ、清武を批判して。もう黙っていれば良い老人なのだが、こいつは死ぬまで、こうなんだろうね。
でも、今回の発言で納得した部分もあるな。「変な人が1人いなくなると一体感が強くなる」、そうだよな、ナベツネがいなくなれば、きっと巨人は、もっと一体感が生まれるだろう。
このナベツネ、まだ長生きしそうだから、もう諦めて毎日新聞に続いて、今日から読売新聞も購読し始めた。
ナベツネに負けた気分で不快だけども。

新しいテレビ

2012-03-23 | Weblog
転居を機に、古いテレビは寝室にして、リビングのテレビを新しくした。
今のテレビは凄いねえ。何チャンネルの同時に映るし、何日も前の番組が見られたりする。テレビおじさんの俺は、喜んで見ているが、この前「テレビタックルで共産党の議員が、民主党と自民党に”東電の組合や会社から献金を貰っていては駄目。返却してはどうか!”と迫ったらば、すぐにコマーシャルになって尻切れトンボだった」と言う話を聞いて、何日も前の番組だが、今朝見た。本当に、その通りだった。
共産党の穀田議員「1億4千万と4億、貰っているでしょう!」と迫ったとき、自民党に議員の顔が微妙で面白かったが、それっきり。金を貢がれていては、東電問題を真から追及は出来ない。
この部分を追求すれば、残念だがテレビ局も同罪。コマーシャルで切られるのは、今のテレビ局では仕方ないんだろうねえ。