昨夜は水戸で修習中の人たちに布川事件の体験を話しました。
昨年は、丁度、あの大震災当日で中止になったが、今年は無事に行われた。
二つ、書いておきたいことがある。
ある修習生は「自白が有罪の根拠になった判例が生きていることをどう思うか」て言った。
案の定だ。一緒にいた布川弁護団の先生が「無罪になったので判例は生きていない」と言ってくれたが、これも司法研修所が訂正もせずに最高裁判例を教科書に載せ続けているせいだ。
もう1つは、検察の飲み会で、前検事正の乱行を聞いたところ、場が凍りついたという話だ。「明るく話題になるかと思ったが、あぁなるとは思わなくて驚いた」と言っていたが、失敗を失敗と認めない組織は、何事があっても見ざる知らざる語らざるで遣り過ごしているのだと確認する思いになる話であった。
若い法曹家たちの未来が、真に正義の体現される時代になって欲しいし、そのたもに頑張ってと願う気持ちを込めて話し、語り合って来た。
昨年は、丁度、あの大震災当日で中止になったが、今年は無事に行われた。
二つ、書いておきたいことがある。
ある修習生は「自白が有罪の根拠になった判例が生きていることをどう思うか」て言った。
案の定だ。一緒にいた布川弁護団の先生が「無罪になったので判例は生きていない」と言ってくれたが、これも司法研修所が訂正もせずに最高裁判例を教科書に載せ続けているせいだ。
もう1つは、検察の飲み会で、前検事正の乱行を聞いたところ、場が凍りついたという話だ。「明るく話題になるかと思ったが、あぁなるとは思わなくて驚いた」と言っていたが、失敗を失敗と認めない組織は、何事があっても見ざる知らざる語らざるで遣り過ごしているのだと確認する思いになる話であった。
若い法曹家たちの未来が、真に正義の体現される時代になって欲しいし、そのたもに頑張ってと願う気持ちを込めて話し、語り合って来た。