桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ビッグニュース

2012-03-08 | Weblog
新聞を見ていたらば、片隅に最高裁人事があり、定年退官小倉正三とあった。
万歳〓
これで少なくとも、小倉正三によって作られる冤罪は無くなるのだと思うと、心から祝杯を上げたい気分だ。
高木俊夫と言う名高い冤罪作成判事がいたが、この男、退官後に、呆気なく他界してしまった。小倉正三が、これから何をして生きていくのかは知らないが、せいぜい長生きして自分が罪を着せた仲間たちが再審を勝ち取るのを見て欲しいものだ。

付ける薬は無し

2012-03-08 | Weblog
昨日の東住吉事件再審開始決定に対して、検察は、早々に抗告した。いやはや、大したモノだ。「思い掛けない決定」とコメントした割には、素早いことで、負ける予想もして準備していたのかも知れない。昨日、ブログで検察庁の腐れ具合を批判した中身で、他の冤罪裁判に苦闘される弁護士さんから「命の重さを知ってる人が、あれを書いてはいけない」とご忠告頂いた。『今日の再審開始決定に対するコメントは「思い掛けない決定で驚いている」と来た。こいつら、みんなでガソリン7リットルを撒いてライターで火を点けさせたいねぇ。きっと何人かは死んで、少しはマトモな検察庁になるだろうから』と書いた部分だと思うが、即日の抗告を知って、改めて書きたい思いだ。
本当に検察は、青木恵子さんと朴龍皓さんを信じているのだろうか。
もし信じていると言えるならば、朴さんの自白通りにガソリンを撒いてライターで火を点けてみれば良い。点けた人は、必ず大火傷か焼死するだろう。
俺は科学的事実を無視して冤罪を作る検察庁の犯罪性を思うかにつけ、こいつらに冤罪者の苦痛を味あわせる方法はないものかと思うが、東住吉事件では、警察官と検察官、それに、これまでに有罪判決をした裁判官たちに、揃ってガソリンを自分で撒かせてライターで火を点けさせたいと思うのだ。
腐れきった検察に付けるモノはないから、そんな過激な行為を思うのだが。