桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

冷たい雨

2009-12-11 | Weblog
目覚めたらば屋根に小さな雨音がしていた。新聞を取りに出たら、見えないほどの雨粒で庭に水が溜まってもいなかった。どうやは屋根の雨音は木から落ちる音だったようだ。
午後1時に取手で取材したいと東京新聞から要請があり、昼前に早尾団地まで歩いて行き、バスで取手駅に来たが、寒いのに眠気を感じて仕方ない。今日も陶板浴に行って、強い眠気を感じて眠ってしまったが、きっと疲労が出て来たのだろう。

中井国家公安委員長

2009-12-11 | Weblog
中井さんの評判は良くて、民主党政権が誕生するときに、中井さんが法務大臣になること切望する声を聞いた。俺は自民党にいたときからの中井さんを知らなくて、そんなものかと思っていたが、どうも大した人物ではなさそうだ。
冤罪問題などで取り調べの可視化問題が言われて「捜査が困難になるので、代わりにおとり捜査や通信傍受の捜査を認める必要がある」と言った。
呆れたよね、この程度の認識しかないんだって。でも、評判を聞いていたから、何も言わなかったが、また言った。「北朝鮮の女性サッカーチームが来ても入国を認めない」だと。
こりゃあ駄目だわ。
この男は警察を知らない。警察官僚の本質を認識していない。そもそも可視化がなぜ必要かという問題と捜査・取り調べはリンクしない。取り調べの技術を磨くことなど、この公安委員長の頭にはないようだ。
この公安委員長、自民党に帰った方がいいね。