桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

救援会九十九里支部大会

2009-12-13 | Weblog
昨日は、九十九里支部大会だった。招かれて行ったが、場所は畳の公民館。昔は神社の寄り合い所が公民館に変わったようで、我が地区と同じ感じの建物だった。
俺は、今の状況と、これまでの闘いの思いを語った。そして、大会後は手作り料理での忘年会になった。
九十九里支部は、特別に事件は無いが、支部長と事務局長のコンビによる積極的な活動の成果もあって着実に会員を増やしている。その活気は忘年会にも現れていて、参加者の話も前向きで楽しかった。
忘年会後は、今度はカラオケ。8名の、それぞれの歌が、また楽しくて大会に参加したのに息抜きになったような1日だった。

核密約

2009-12-13 | Weblog
日本とアメリカには核爆弾の持ち込みに密約があって、長い間、公然たる秘密になっていた。アメリカ側では公文書が公開されて密約があると判っても、それでも日本側は、そんな事実は無いと突っぱねていたのだが、民主党政権になり、大臣命令で調査の指示がだされたりしたことで、近いうちには事実は公表されることになろう。
先般、元外務省幹部が密約文書の存在を裁判で証言したが、今日の新聞によれば、その文書は、すでに廃棄されて存在しないことが判ったとあった。
これが高級官僚だよね。秘密がバレそうになれば証拠を廃棄する!自分たちに責任が及ばないようにしてしまう!
これは証拠隠滅の犯罪でしょ。きっと外務省だけではなくて、他の省庁にも沢山の秘密があり、密かに廃棄されたモノが多いのだろうが、この連中も犯罪者として裁く必要があるだろう。日本では、こうした官僚の犯罪が多過ぎるし、裁かれない、罪を問われないことが問題を生み出していると思う。
こうした犯罪を取り締まりたいよね。そして、国民のための政府、官僚を作りたいよね。