二重の虹が

久しぶりの虹
以前観たのは何年前か
鮮やかな虹
こんなに鮮やかに見えたのは
始めてかもしれません
二重の虹
寄り添うように在る
人生の中で見るチャンスは
そうそうないでしょう。

虹に見とれ
こんなに満ち足りるという事が
自分の中での喜びで
以前とはナニカが大きく変容しているコトが
とても慈愛に満ちた笑顔のように
ココロに染み込んできます。

自分の中に
自分の周りに
無いモノを探すか
自分の中に
自分の周りに
有るモノを探すか

家の中を部屋の中を
はぎ取りはぎ取り
物を減らしていったら
自分の中に沢山のモノが
在ると言う事に
気づけました。

新潟の空ように
グレーいっぱいの中を
鮮やかに彩る七色が
儚く消えようとも
しっかりと自分の中に
根付くのを感じました。

ナガさん
花冷えの今日この頃
桜の蕾に降り注ぐ雨粒が
弾けるごとに
新しさを感じる職人なのでした。