職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

赤いキリスト

2008年03月02日 | ヤスさん日記
新潟は麗らかな日曜日
降り注ぐ太陽と
あたたかな香りが
草花達の息吹を誘っているようです。

キューバ革命
キューバ危機
そんなことごとが
自分の生まれる十数年前に起きていたり
その時間がまだ続いていたり
この空と繋がっていたりと。
そんなに遠くない事達が
遥かな向こうに在ることのようで
ブラウン管の簡単さ加減や
ネットの通信速度に
手を伸ばしてみても
掴めるものは指の隙間から
こぼれ落ちるようです。

あまりにも麗らかな日曜日。
空を流れる雲が地球の裏側に
行き着く時には
どんな色に染まっているのか。
今日も目覚められたと感じることが
どれほど一日を大切にしてくれるものか
と思う今日この頃です。
自分の立っているこの地と
必ず繋がっているどこかで
起こっていること
その上に立っているということ
平かということはどんなことなのでしょうね。

窓辺のカーテン
レースの白い輝きが
冷たい風に揺れる感触が
静かな世界が。
今朝を迎えるどこかで
沢山のそんな時間が生まれることを
祈る
そんな始まりなのでした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の息吹 | トップ | 大切な人達に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヤスさん日記」カテゴリの最新記事