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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2015年4月8日 映画・ぐるりのこと。

2015-04-08 21:43:25 | Weblog
 地味だけれど心に響く。そんな言葉がぴったり来るのがこの映画。公開当時(2008年公開だそうだからもう7年も経つのね)はリリー・フランキーさんと木村多江さんが共に初めての主役、って事で話題になった。その時はあのふたりが主役の映画ってどーなのよ、と否定的に思い込んで観に行かなかった。今になって1990年代を舞台にした作品に触れ、懐かしさと一緒に彼らの静かな演技に引き込まれた。ふたりを囲む脇役たちも素敵。柄本明さんや八島智人さん、寺田農さんに寺島進さん、倍賞美津子さんも流石の演技。他にも法廷の場面で登場する被告人たちを演じている役者たちもそれぞれに良い。こんな風に落ち着いて見ていられて、しかもその中に入り込める映画はそうはない。橋口亮輔監督って凄い! 最近の彼の作品を知らないが、他のものも是非観たい! 余計な事だけど、リリーさんって嫌らしい目が魅力的な人ね。女好きを自他共に認められているのがよー分かったわ。

2015年4月7日 大リーグ開幕戦

2015-04-07 18:47:02 | Weblog
 ヤンキースの開幕投手を任された、田中将大投手。まだ2年目。しかも昨シーズンは最初こそ素晴らしかったものの、途中からは不調だったのにこの大舞台を任せて大丈夫? と思っていたらやはり残念な結果をもたらす事になった。一番ガックリ来ているのはもちろん、本人。そしてファンたち。ヤンキーススタジアムは好天に恵まれ、綺麗な青空が広がっていた。勝利を期待してスタジアムに集まったファンの落胆ぶりはかなり大きかった筈。あちらのメディアによるとかなり厳しい評価をされていたそう。彼ひとりの責任ではないし、シーズンが始まったところなのだから今後に期待したいが、勝利はいつになるのか? 厳しい世界で生きているよな、凄い! と改めて思う。

2015年4月6日 辺野古移設工事

2015-04-06 13:30:19 | Weblog
 菅官房長官と翁長沖縄県知事の話し合いは思ったとおり、平行線のままに会談は終了。離れた地に住む者に「とっては大変だね、地元の人々は」で終わってしまうが当事者たちには本当に大変な問題。今後国が方針を変えるとは到底思えない。今日も現地では国会議員を含む、移転反対の人々がデモを行っているとニュースが伝えていた。無駄だとは分かっていても何もしないよりはまし、の考えで人々は戦っているのだろうか。沖縄にはいつまでも戦後の犠牲が付きまとう。戦争中だって想像を絶するような日々を送るしかなかった、経験した人にしか分からない苦労があった。それから70年を経てなお後遺症に苦しめられているようなもの。それが嫌なら沖縄を離れればいいと言う人もいるかもしれない。でも、離れたからといってこの問題は解決しないのだ。戦後、アメリカの力を借りたからこそ立ち直る事が出来た日本。だからっていつまであの国の支配下にいなければならないのか。根本から変えなければ何年の時が過ぎようと沖縄に平和は来ない。分かっていながら何もしない政府には地元民でなくても腹が立つ。

2015年4月5日 後藤健二さん・家族のその後

2015-04-05 17:17:11 | Weblog
 亡骸もないままに49日法要も済ませた、と記事にあった。あれから残された家族たちはそれぞれにどんな日々を送っているのか。他人がどうこう言う問題でもないが気になって関連記事を読んだ。そもそも産みの母は息子が結婚し、子どもがいる事すら知らなかったそうで。その連絡がない、ってのは親子の縁も切れたも同然のような。あの切羽詰った感の母親の会見を見る限りではそんな状況になっていたとは思えなかったが。もっとも嫁と電話で話して初めて彼が旅立つ前に次女が生まれた事を知った、と言っていたのでちょっとおかしいな、とは感じたがまさかここまで疎遠だったとは思わなかった。しかも世間の人々の多くはあの母親会見を悪、と感じている。だから今の状態も仕方がない、が大半の意見。確かにあの時の母親は異常だった。何の為に表に出てきたのか分かり難かった。あんな亡くなり方をしてかつその後の家族不和。彼が生きていたらいたたまれない状況をどう打破するのか。世界平和を願う人が家庭平和も出来ていないなんて、どう嘆けばいいんだ。空しい限り。

2015年4月4日 花見

2015-04-04 15:05:53 | Weblog
 多くの人たちで桜の名所が賑わっている。毎年どこかへ出かけていたが今年は自宅のベランダから見える桜や出た先で見かける花見だけで終わりそう。原因は人が大勢いる場所に出かける気力がないから。これは相当に老いた証拠? 我ながら嫌になるが実際にそう感じているのだから仕方がない。嘆く事はないが寂しい気もする。出勤時(今の働き先の勤務開始時間が遅いせいもあるが)のメトロ内の混雑といったらない。明らかに行楽客と思える人々で大混雑。ラッシュ並みの場合もあり。一体どこからわいて来たのかと言いたいくらい。メトロ内でもこんななのだから桜の名所にはどれだけの人がいるのか。想像しただけで胸糞悪い。しかも大抵は花の木の下で酒盛りをしているので、その光景を見たくない思いも強い。お酒は大好きだが酔っ払いを花と共に愛でる気には到底なれない。最近は外国人観光客も花見の時期に合わせる人も少なくないそう。4年前の東日本大震災の際にはあれだけ減った観光客。経済が盛り返し日本が潤うのならそれもよし、とするか。