雨の中、国会周辺をはじめ各地で抗議デモが行われた。主催者側の発表では参加者は12万人。物凄い数、と思う反面案外少ないのかも。思ってはいても参加しない人々の数は底知れない。「戦争法案反対」「安倍政権退陣」の叫び声はどこまで届くのか。どこにも届かないのが現実。誰に入れても日本は変わらない、と選挙に行かない若者みたいだけどそれに似た感情が働き、デモには不参加。シラケ世代と呼ばれたから、ではないが今もどこかでシラケてはいる。それではいけない、とも思うが力が湧かない。朝日新聞の先週の土曜日版のサザエさんの4コマ漫画の解説に、日本人の平均寿命が延びた話しがあった。理由の一番に平和が続いて戦死者が出なかったから、と書かれていた。確かにそれは大きな理由なのだなと平和ボケの頭にガツンときた。平均寿命になど興味のない政治家が大半だろう。(自分たちは人間ドッグにも入り健康には人一倍お金をかけているには違いないのに)今回のこのデモを彼らはどう感じ、何をしようとしているのか。ここまで大規模なデモが行われたのだからそれなりの見解を示してもいいのではないか。無視を決め込み、淡々と事を進める彼らの行為には納得がいかない事ばかりだ。
甲子園で活躍した選手たちがアメリカをはじめ、強豪チームと戦っている。日本開催なのでリラックスムードではある。観客もほぼ日本人だし。これまでは日米野球大会、のようなものだったと思うがいつの間にかオーストラリア、チェコ、メキシコ、ブラジルなど野球とは馴染みがないと思われる国々も参加。強いのはやはりアメリカ、キューバあたりか。昨夜は対アメリカ戦で仙台育英高校の佐藤世那投手が素晴らしいピッチングを披露し、完封勝利。これは凄かった。危ない場面もあったが他の選手たちに助けられもした。特に印象的だったのは解説の横浜高校名誉監督(?)の渡辺さんが仰っていた言葉。「ここまでピッチャーがいい投球が出来るのはキャッチャーのリードが素晴らしいから」(こんな内容の話しをされていた)野球ど素人にも分かり易い解説。見ている側はピッチャーひとりの力、と思いがちだがそうではない。バッテリーとしての働きが良いからこその勝利。野球とはそういうものなのですね。今夜は甲子園の優勝ピッチャー、小笠原慎之介選手が先発。立ち上がりがイイとは言えない出来。今後の展開に期待したい。個人的には好みじゃないから、どっちでもええが。と言っては他の皆に失礼か。日本チームは応援しているのでガンバレー! オコエ選手、活躍を期待してまっせー!
賢い人なのだろうけど、考えている事がよく分からない。結局は天下を取りたいだけ? なのか。自分でつくった党を離党し、それを基にして国政政党をつくる。党は分裂、精神も分裂気味ではありませんか。彼を支持し、ついて行っていた人々はどうしたらいいの? 戸惑う人々になっている事でしょう。訳が分からない。大阪都構想を打ち出した時には行政の無駄を省こうとの考えは良い、とは思ったがそれ以外にはついていけないな、この人にはと思った。もっとも大阪府民ではないので彼に一票を入れる権利もなかったけれど。ここでまた国政を、と唱え出した事にも驚きはない。ああだ、こうだ、と思いつきだけではないにしても普通の人はやらない事を有言実行したいタイプ。振り回される側近は大変。言うたらなんやけど、ご自身には何の考えも浮かびそうにない、松井一郎さんだけは彼にどこまでも付いて行くのだろう。それが一番楽ちんな道だって事だけは知っているみたいだから。このコンビ、どこまで進むのか。橋下さんのしたたかさをここにも見る。箸にも棒にもかからない人を近くに置き、思い通りにコントロール。それを見抜けないんだか見抜かない府民にも呆れるが上手い事できてるなー。やりたいように世の中を泳ぐ。最後まで泳ぎ切れるか否か。泳力にどんだけ自信があるのか知らんが、見届けたい気もする。怖いもの見たさ? になるんかなーこれは。
日本人の活躍は全く見られないが、世界各国の一流選手たちの競技を見るのは面白い。例えば、今回も頑張っているボルト選手。一時期の物凄さは感じられないが、恵まれた体格と実力には圧倒される。女性選手たちの7種競技も興味深く見た。出産から1年程でこの大会に参加し、優勝したイギリス選手。走る事は勿論、苦手種目がないところが素晴らしい。だからこその7種競技選手なのだが、見ていて気持ちが良かった。対抗馬のカナダ人選手。ダンナはアメリカ人で10種競技の記録保持者。夫婦で切磋琢磨の競技生活を送っているそうで、出来れば金メダルを取らせてあげたかったが力及ばず。ダンナの競技はこれからなので、そちらにも注目したい。期待していた箱根駅伝で活躍した人々の惨敗さは何? 暑さにやられたって事? 鎧坂選手、大迫選手、村山兄弟、設楽選手たちは皆、見苦しい姿を披露。駅伝シーズンは暑さ対策は無用だものな。しかしそれでは、2020年東京五輪でも同様に闘いになってしまうのでは?開催国が誰一人活躍しない大会。さまにならないのが今から目に浮かぶ、と言ったら言い過ぎか?
久々に20回・連続ドラマを観た。毎週欠かさずとはいかなかったが多くの回を視聴した。観たい、と思わせるドラマが少ない中(制作側からしたら厄介な視聴者のひとり)これは面白い! と初回から思えた。主役の仲間由紀恵さんは勿論知っていたが、相手の男子役・町田啓太さんは全く知らない人だった。初めは昭和の匂いを漂わせる若いのに老けた人(失礼! )と感じた。よ~く見るとイケメンなのにパッと見では気が付かなかった。回が進むうちに他の出演者たちも個性的で魅力がある面々だと気づかされ、面白さが増した。新聞のテレビ欄にも載っていたが「隠れた名作」の言葉そのままだと思う。個性的な役者が多いので、この世界観に合わない人にとっては何てことないドラマになるかも知れないが・・・・。NHKって案外こうした試みを時にしてくれるので、そんな時には見直す。少し前の”昨夜のカレー、明日のパン”(だったっけ? )も他では観られないような良いドラマだった。”美女と男子”に関しては続編も期待したいところだが、良かったな~で終わった方がもしかしてイイのかも。もっと観たい、で終了した方が賢い選択になる場合が何につけあるようにも思う。