リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2016年6月29日 暴言と警察

2016-06-29 22:00:24 | Weblog

 某自治体で派遣で就業中。自分の持ち場ではないが、就業時間内に来庁者が暴言をはき警察官がやってくる事態となった。やや離れた場所にいたので声しか聞こえなかった。姿が見えないので想像が膨らむ。(事態をイマイチ呑み込めていないせいもあるが)怒りに任せ職員に暴言をはいているのは推定30代・男性。職員に会う約束をしていたのにそれが反古にされたようで、その落とし前をつけろ、といった調子。仕事をちゃんとしないのがいけない、自分を怒らせたのはあんたらの態度が悪いから、と一方的にまくし立てた。しばらくして静かになったと思ったら警察官が数名やって来て事情聴取。そこには係なのか職員も数名立ち合い、話し込む姿があった。結局は事情聴取のみで開放された暴言者。手を出しているわけではないので、取り締まる術がないのか。それにしても警官登場により、あんなにも大人しくなるなんて。所詮そんなものか。刃物沙汰にならなくて良かったが、切れやすい人が世間には大勢いる事の実証のようで少し怖かった。もっとも、対応した職員の態度がどんなものだったのかを知らないので本当のところは分からない。ただ、ああやって大声を出し脅すような口調で言い放つとその人が悪い、との印象しか残らない。意見は意見としてきちんとした言葉で話さないといけないのだ。


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2016年6月27日 太田治子

2016-06-27 20:19:47 | Weblog

 朝日新聞の夕刊に彼女の半生を綴った連載があった。本人が記者に語った内容が綴られたもので興味深く読んだ。現在68歳。父親を全く知らずに育った。母親は大好きだった人の子をどうしても産みたくて産んだ、それが彼女。この状況もどうなの? と思うがそれを選んでそのまま生きたのだから大した人だ。父親である太宰治も凄い。結婚が出来ないのを相手に承知させた上でこどもをつくり、ひとりで育てさせたのだから。そんな状況で育った子がどーなるのか、どーなろうとどうでもいいと思ったのか定かではない。凡人には理解不能。父も母も常識を逸脱した人だったわりに太田治子さんは、まともに育ったように記事からは感じた。若い頃から悶々と暮らしてきたであろう彼女。年を取ると共に少しずつ心に変化が生まれたらしい。両親の事を分かりかけたというところか。並みの人でも親の事はなかなか理解出来ない。分かっているつもりでいても案外相手は別の事を考えていたりする。いつまでたっても本当には分かり合えないもの、それが親子なのかも。


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2016年6月26日 参議院選挙・Ⅱ

2016-06-26 18:22:47 | Weblog

 都内ではたった6名の議員を選ぶ為に物凄いエネルギーが使われていてる。毎度の事で悲しくなるが選挙って何故こんなにもお金がかかり、労働力も必要なのか。もっと簡単に済ませる方法はないものか。マイナンバー制度が浸透したら、パパッとネット投票が出来るようになったりはしないの? いずれは、と言いながら遅々としてそういう事は進まないのだろうな。役所職員にしてもPCの普及により全体の仕事量は減った筈。なのにPCのみでは何かあったら不安だからと紙ベースも残しておく、その手間の為になかなか仕事量は減らないようだ。選挙にしても同じ事。彼らの残業代、休日出勤代なども加味され人件費は相当な額に上る。このやり方が正しい、と誰が決めたのか。立候補者たちの中に選挙改革を掲げる人がいてくれてもいいのだが、一度としてそんな話は聞かない。経費削減、を唄う人はいないではないが、実行には映らない。しばらく前に民主党がやりかけたが、自民党に政権を奪い返されてからは無駄、と思う人が多いダム建設なども結局は実行されている。結局は政治と金は切っても切れない。切ろうとすれば出来るのにしない。自分の懐さえ潤えば他はどうでもいい、と考えているのが今の政治家。だからこの国はこんなになってしまったのだ。誰の責任? 安心安全の国つくり、本気でやって頂戴よ。出来もしないしやる気もないのに嘘っぱちを並べるな。今回ほど投票したい人を決められないのも珍しいー。投票率は低いだろうな。でも、票を集めた(全体からすれば半分にも満たないのに)彼らがまたしても我が物顔でのさばるのだな。本当に嫌な世の中。


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2016年6月24日 イギリス・EU離脱

2016-06-24 21:55:50 | Weblog

 離脱したところで経済の回復は見込めるのか。他国の事を心配している場合ではないが、気になった。国民投票で離脱派が多数を占める事が確実になったとか。離脱支持が51.8%、残留支持が48.2%だそうで差はわずか。それでも勝利した英国独立党のファラージ党首が満面の笑顔で万歳風に両手を挙げた嬉しそうな写真が新聞記事に載っていた。英国の将来はバラ色、とでも言いたげな顔。本当にそこに託していいのかどうか、不安な市民も多いに違いない。もっとも我が国にしても一部の富裕層と言われる人たちにとっては生きやすい世の中かも知れないが、私たち平民には生きにくい世の中がどんどん広がっている。細かい事を言えば消費税が数%上がっただけで家計がひっ迫の危機。我が家の細かな経済状況とEUの問題を一緒にするのはおかしいが、離脱の先に何があるんだいと問いかけたい気分。


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2016年6月23日 沖縄慰霊の日

2016-06-23 14:43:55 | Weblog

 71年前の事を知る人は少なくなった、と言いつつも受け継がれる沖縄慰霊の日。今年もまた多くの県民が参加。こちらはどんよりとした梅雨空だが、沖縄の空はどこまでも青く綺麗。71年前のあの日もこんな風に抜けるような青空だったのか。戦争は勝っても負けても嫌な思いが残る。経験していなくてもそう思う。当事者たちにしたらどんな思いで参加させられていたのだろう。志願兵ばかりが戦っていたわけではない。意に反して戦いに参加させられた若者がどれだけいた事か。その悔しい思い、無念さは経験した者にしか分からない。その責任を誰かがとったのか。とらそうと試みた事はあったのか? 責任の所在を明らかにしないまま71年が過ぎた。今後もただただ時間が過ぎるのだろう。こんなおかしな事ってある? 話は変わるがまもなく参院選。「二度と戦争はしないで。悲しみしか生まないから」「もう起きて欲しくない、戦争は」と戦争避難をする人々が多い沖縄。だったらそこに向かおうとしている自民党に票を入れなければいいのに。戦争に導こうとする政党、それが自民党。戦争反対! と叫ぶのなら反自民を貫きましょう。気が付かないのか学ぶ気がないのか。慰霊の日が来る度、そんな事を思う。


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