春は異動の時期。アナウンサーたちも同様に別番組へシフトして行く人も多い。ただ、それは自身や会社都合であって視聴者が頼んだ事ではない。だから勝手に去っていけばいいのに、と思う場合も少なくない。そもそも最近のアナウンサーたちは画面外でやって欲しい事も平気で画面にのせて伝える。NHKの朝の番組もそう。男女4名のアナが並んで挨拶し、番組終わりには雑談のような話になり、コレがとても不快。和やかでイイと感じる視聴者もいるのだろうか。だから続けているのか? 最近はどうだか知らないが、以前は朝ドラの話をしながら終了する日も多かった。アレって電波にのせるような話ですか? さて話を戻す。今夜はTBSのNスタのキャスターを8年間務めたホラン千秋さんの出演最後の日。彼女は局アナではないから特別な扱い。ファンも多いだろうし、その演出も分からないではないがファンではない者からすると時間を摂り過ぎではないかと・・つまらない内容だったし・・ 降板時の挨拶は不要と思うのは少数派? ただ、アナウンサーの立ち位置、存在意義については考えていただいてもよいのでは・・?
内閣支持率の低下が著しい。本人及び周辺の人々の意識に問題があるのだから、致し方ない事態。正直者なのかアホなのか。歴代の総理大臣も商品券配布くらいはきっとやっていた。だから彼も大丈夫、と思い慣例に従っただけ。どこからか情報が洩れてとんでもない状況になった。本人も大そう驚いている事だろう。どうしてこんな事になったのか、と。先週も高額医療費の問題で発言が変わり、野党からも責められていた。それに加えてこんな問題まで生じて、どうやってこの窮地を乗り切るのか。見ものと言えば見もの。しかし、今回の問題によって支持率がさらに低下したが、だからと言って総理を辞職しろ、と国民の多くは思ってはいないようだ。何故なら、ココで彼が誰かと交代したところで変わりになる人がいないから。誰がやっても同じ、との思いと誰か、どうにかしてよ、との思いが交錯しているのが現状!
日本だけかも知れないが、フランス映画が衰退した後、アメリカ映画が強くなった。その勢いのあった時代 1970年代のアメリカ映画には独特の魅力がある。団塊の世代の人々が青春時代を送っていた頃か? 自由、平等に憧れ、映画もかなりヒットしたものが多い。そんな中のひとつが”狼たちの午後”にあたるだろうか。実際に起きた銀行強盗事件を基に制作された。舞台はあまり大きな銀行ではなく、犯人たちもアマチュア。14時間の監禁事件後に行員たちは無事に解放。犯人ふたりのうちのひとりが殺害され、ひとりには20年の刑期がくだされた。銀行強盗の目的はもちろん金を奪う事。奪う理由のひとつは殺害されずに済んだ犯人の彼女(元は男性)の性転換手術代! 1972年にこんな理由で銀行強盗をしようと考えた若者がいた事に驚かされた。今でこそジェンダーフリー(日本での話だが)が声高に言われるようになったが50年前には考えられなかった・・ 映画の話に戻るが、演者:アルパシーノが凄かった。実際の犯人が彼に似ていたからこの役の話が来た、とあったが彼でなかったらどんな映画になっていたのだろう。警官・FBI・行員たちやもうひとりの犯人役の不気味さなどどの役者たちも素晴らしかった。久々に映画はこうでなければ、と思わされた。
父方母方合わせて10数名いたおじおばたち。自分の年齢からして、逝くのが自然現象なのだが、寂しい現象だ。10日前に父の妹である叔母が亡くなった。彼女が血縁関係のある最後の叔母。享年98歳! 明るくて元気で皆を和ませてくれる素敵な人だった。若い頃は小・中学校の教師をしていた。彼女自身がもっと若い時分には負けず嫌いの勉強家で、常に机に向かっているような人だったそう。努力家とはそんなもので、他人にはその姿を見せないと言うが正にそんなタイプ。そう思うと私らは常に笑顔で接してくれたが、内面には違う思いもあったのか・・などといらん憶測をしてしまう。あの叔母とならどんな嫁とも上手くやっていく、と思っていたが実際には違っていた事を後になって聞いた。少しショックだったが、”人は見かけによらない” のだ。残された従妹たちやその子孫と今後も良い関係を続けたいと思う。そう思わされる人たちがいるのはしあわせ。
映画鑑賞は若い頃からの趣味のひとつだった。過去形になっているのは最近、映画館へ出かける事が全くなくなったから。観たい! と思う作品もなくなったし、出向くのが億劫にもなり・・。そもそも料金も高い! テレビやネットで観れば充分、と思えるようになってしまった。先日も米・アカデミー賞の発表があったがその作品でさえ映画館へ行きたい、と思わせるものではなかった。日本ではアニメだけが興行収入ランキング上位にいるらしいが、他国ではどうなのか? アメリカ映画でさえ最近はコレッと言えるほどの物がないように感じられる。ドラえもん映画などは未だに人気があるそうで、イタリアでも人気上々とニュースが伝えていた。今後は大人になりきれない大人たちが増えると思えるので、こうした作品だけが生き残っていくのだろうか。少子化でこどもの数は減っているのにアニメが流行るのも不思議な話。本物の大人が観るに堪えるような作品の誕生を願う人は少なくないと思うのだが・・ 違っているのだろうか❓