銀座界隈にはあちこちのアンテナショップがある。仕事帰りに東銀座の「岩手銀河プラザ」「ぐんまちゃん家」に寄り道をした。岩手のショップは内容が充実。南部煎餅も種類が豊富、チーズ類やそれを使ったケーキも数種類あってどれも美味しそう。牛もたくさん飼育しているのか牛肉の加工品なども揃っていた。そのせいか客もたくさんいて大変な賑わい。「頑張ろう東北」の文字も大きくはためいていたし。群馬ショップは店内も狭いから無理もないが商品数が少ない。キャラクターのぐんまちゃんは可愛らしいのに残念。そこを生かしてもっと飛躍して欲しいな。有楽町方面に歩き、定番の北海道の店に入ろうとしたがあまりの人の多さに辟易して入店せず。近くに「大阪百貨店」と名付けられた大阪のショップを発見。たこ焼きの匂いがたまらん。フラフラと入り、チマチマとした面白そうな品々を定める。モンドセレクションを受賞したちびちびチョコに魅かれたがやや高額だったので見送り。大阪なら大阪らしく安うせんかい、と突っ込みたくなった。あれじゃ売れんよ。もっともそれだけ美味しいってことなの？ 次に行ったら購入かもな。今も気になっているくらいだから。あとは飲み物がいろいろとあった。重いから買わなかった・・・・。つまり今回は見て回っただけでな～んも買わなかったの。何の為のアンテナショップ巡りだったのか。我ながら疑問！？
それにしても”当確”の文字が出るのが早かった。どれだけ大阪人たちが彼に期待を寄せているのかがうかがえる結果。仮に自分がそこでの選挙権を持っていたらどうしただろうか。平松さん？ いや何だか信用できない。かと言って橋下さん？ もっと信用できないような。けどここはひとつ、との思いで橋下さんに投票したかも。彼の独占的な思想（一部では独裁者と呼ばれているらしい）には到底ついていけない。だからすべてが駄目、とも思えない。市役所内の無駄を省いて公務員の人件費を削減しようとする心構えはいいと思う。実際にそれが出来たら全国的にその方向で動き、変って行ったら素晴らしいんじゃないか。そんな改革をしてくれる人、待ってました！ の思いは公務員以外の国民の殆どに共通したものだし。そこらは頑張って頂きたい。それ以外のことについてはイマイチ分からないのでじっくりと働きを見せてもらうしかないよな。けど、新府知事の松井一郎さん？ 誰だか知らんがたなぼた式でその地位を勝ち取った感じで笑えるね。府民にしたら笑えない話しか。今後の動向は府知事よりも市長の方が気になるなんておかしな構造じゃない？
映画鑑賞のために出かけた吉祥寺。久しぶりの散策にワクワク。平日の午後にのんびりとこの街を歩いているなんて、しあわせ！ と思いながら楽しんだ。駅裏をウロウロした後、井の頭公園方面に行き雑貨屋、リサイクルショップ、インドチックな店などをフラフラと覗いた。待ち行く人たちも何気なく観察。休日と違って高齢者の姿が多い。オシャレなおばあさんが目立った。それも巣鴨の団体おばあさんたちと違って（もっとも巣鴨婆が連れ立って歩いている人が多いのかどうかも分かりませんが）個人でふらりと歩く姿が殆ど。おじいさんはあまり見かけなかったが買い物好きはいくつになっても女性の特権かな。欲しいと思って見て回ったコート類には恵まれず、気に入ったものに出会えなかった。残念。帰り際に入った雑貨屋で傘とポンチョ風マフラー（インド製）を購入。街をことを思い出しながら大事に使いたい。
期待していなかった分、面白かった。原作のとおりに１００％吉祥寺でのロケを敢行して作られた映画。若者に愛される街として定着する以前から大好きだった吉祥寺。それを見過ごしてどうする、とばかりに出かけた。どうせなら舞台その場で観たい、と中央線に乗った。否、乗りたかったけれど定期券も途中まであるからとメトロ・東西線で出かけた。中野を過ぎるといい感じの街が広がる。そこに住んでいないからこそのあこがれなのかも知れないが、いいなぁこの街。久々に駅に着く。構内は改装工事中。この前行ったのは昨年の春。井の頭公園で友達を長時間話したのを覚えてる。桜吹雪の中、これも充実した時間だった。それにしても早いねぇ、あれから早一年半。そんで映画。本編にも登場した”吉祥寺バウスシアター”へ。小さくて時代を感じさせるいい映画館。もぎり（この言葉がぴったり）の女の子もやる気があるのかないのか分からないし、客も平日の昼間のせいか近所のおじいちゃん、おばあちゃんが多数いて・・・・。で、彼らがこの作品を観てどんな感想を持つのか、ちょっと気になった。映画自体は最初にも言ったように期待を全く持っていなかったので以外にも心に残った。朝日奈くんの先輩役、要潤が妙に悪印象で終わったけど。朝日奈くんを演じていた桐山漣は優男でどーしよーもない奴なのになんかほんわかしてて好印象。映画の後、街を歩いていたら路地から彼が顔を出すんじゃないかと錯覚に陥ったり。観に行って本当によかった。心がほわわわ～んとなりました。ありがと、朝日奈くん。また会いたいな。
ダンナに連れられ、久々にアングラ劇団の芝居を中目黒で観た。行ったところで後悔するんじゃないかと思っていたけど、ちょっと違ってた。「仮面の剣士 ＬＯＶＥ之介」と、タイトルからしてうーん？ って感じだったのに、意外と面白かったのだ。狭い舞台上でこれでもか、と言うほど殺陣を見せつけてくれてその勢いが凄かった。単なるラブコメディじゃないところが良かったのだと思う。出ている役者は殆どが無名（？）。この顔どこかで見たことある（そうは言っても名前は知らない）人がひとり。それにしても役者を続けていこうとしているエネルギーを持っているのが素晴らしい。ＴＶや映画に出る人ばかりが役者じゃない。そう思いつつ頑張れるのは何を持ってのことなのか。やっぱ志しってやつ？ 若い頃には夢見ていてもだんだんとそこから離れるものじゃいの人間って。いくつになってもあきらめない気持ち、見習わねばと思った。
