リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2020年2月29日 コロナウイルスの影響

2020-02-29 16:39:24 | Weblog

 コロナウイルスの終焉はいつ? マスクが店頭から無くなったと思ったら、今度はティッシュペーパーとトイレットペーパーが買い占められた。昨日の事? なのかネットで拡散という、なくてもいい現象によってもたらされた困った事態。ない、と聞くと買っておかなくちゃと思うのが心理。今日は午前中、買い物に出た。いつものドラッグストアやいつもは行かないドラッグストアも覗いたが、やはり品薄。品薄、という呑気な話ではなくて実際には商品がない。店員のお姉さんに事情を聞く。「昨日急遽、店頭に客が並びてっきりマスクを買いに来たのかと思ったらティッシュ狙いで驚いた。今日は仕入先に電話をしても全く通じない。たぶん皆が連絡を入れているのでパンク状態ではないか」世の中、どないなっとるねん。人力って怖い! 皆、平素を装っているのにしたたかに生きている。マスクだって品薄とは言いつつ、殆どの人々が身に着けている。あれはいつどこで買ったものなの? 弱肉強食? 弱い者は生き残れない感があり、恐ろしい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年2月26日 映画・阿弥陀堂だより

2020-02-26 16:17:22 | Weblog

 何気なく観始め、奥行きの深さにはまった。飯山の自然の美しさ、天然色? なのか色がとても綺麗。四季折々の姿を楽しませてくれたところも良かった。都会での生活に疲れた小説家の夫と医師の妻。一見すると贅沢病かー、と突っ込みたくなったが見続けるとそうでもない事が分かった。途中、若い女性の病~回復のシーンや高齢者の死なども取り入れ、それなりに変化があり面白かった。特に感動的だったのは95歳の👵を演じた北林谷栄さんが登場する場面。演技なのか素なのか分からないほど、役になりきっていて文句なしに素晴らしかった。亡くなる患者役の田村高廣さんも自然な笑みが素敵だったし。制作は2002年とあるので既に18年も前の作品になる。時代の流れを感じたが、出来れば今後もこのようにゆったりと落ち着いて観られる作品を、と願いたい🎦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年2月24日 ドラマ・天国と地獄

2020-02-24 12:56:39 | Weblog

 妻夫木聡さんがまだ初々しかった時代。そんな頃に制作されたドラマ・天国と地獄。かなり前に黒澤明監督が映画化し、高評価を受けた作品。当時のままでは無理があったようで時代背景を考慮して少し手直しはされていた模様。それでも原作がしっかりしているせいか、見ごたえはあった。妻夫木さんは一本調子な演技で決して上手い、とは言えないが犯人役としての嫌らしさは出ていて面白かった。相手役の成り上がり、権藤役の佐藤浩市さんもいつも通りの不機嫌な感じが表現されていて良かった。忘れてならないのは地味だけれど、印象に残る演技をした妻夫木さんの共犯者のふたり。薬中毒でどうしょうもない夫婦。このふたり、殆どセリフはないがセリフなしの見た目だけであそこまで演技が出来る人はなかなかいない。篠井英介さんと吹石一恵さん。吹石さんはスタイルも良くて本当に綺麗。あの役は彼女があってこそ、という気がした。見終わって気づいたが制作から十数年を経ていたのですね。妻夫木さんがあんなに若いのだから当然か。時の流れってほんと、早い! またこんなドラマを見たいが、最近はないねー。こちらが時代遅れなだけ? 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年2月23日 映画・グーグーだって猫である

2020-02-23 18:57:09 | Weblog

 昨日、2月22日はにゃんこの日。それにちなんでにゃんこが主人公(?)の映画を観た。これは独特の雰囲気の映画で映画にしなくてもいいんじゃない? と言いたいが舞台が吉祥寺、なので許す。以前観た時にも感じたが、猫好きにはたまらないがそうではない人にはいまひとつピンと来ないかも。物語に関わった漫画家が(漫画家とはそういうものかも知れませんが)一風変わった人(勝手な思い込み。少女時代は熱烈なファンだった)なのでこんな風に仕上がったのでしょうか。キョンキョン以外の出演者でイイなぁと感じたのは若き日の上野樹里ちゃん。この人は巷ではいろいろと言われているが女優としてはイイ。他の事なんて何だっていいんだ、女優として良ければ。この時期には若過ぎてキョンキョンが演じた役には不向きだったが、今なら彼女でこれよりもいいものが出来ると思う。この映画に関する違和感。今分かったがそれは演者が適していなかった事。主観的で申し訳ないがキャスティングミスはあったと思う。映画をつくる上で予算、人脈等のシバリで自由に出来な点も多いのだろうがー。犬童一心監督、っていいのか否かよく分からない。テーマは面白そうなものを選ぶのに実際にはー。が多い。個人的な問題で一般大衆には受けている、ようでもありなので勝手な事を言いました🎦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年2月22日 映画・ソロモンの偽証

2020-02-22 17:56:09 | Weblog

 過去の日本アカデミー賞で、上位にランクインした作品。上映当時は前編と後編に分けて公開されていたので宣伝も派手で印象に残っている。映画自体は宮部みゆきさん原作によりミステリーもの。前半で事件がおこり、後半は解決編。中学生が主人公ということもあり、一見学芸会風。生徒たちも公募で選んだらしく、素人っぽさがいい? いいと思う人もいるだろうが、やはり素人芸でつまらない場面も多い。主人公を演じた藤野涼子さんは多分これがデビュー作。真面目で一生懸命な感じがビンビンに伝わり、そこには引き込まれた。演技の勉強をどれだけしたのか知らないが素晴らしかった。裁判のシーンが後半は延々と続き、そこらがダラダラしていて何とかならなかったのかと思う。ラストも妙に軽やかで明るく、こんな風には終われないだろうーと突っ込みたくなった。もっとも暗ーく終了するのは不本意だったのだろうな。その気持ちも分かる。主人公の両親役の佐々木蔵之介さんと夏川結衣さんは落ち着いていてなかなか良かった。に映画の中のまともな親の姿を久々に見た気がした。この映画、今なら制作されないだろうな。時代の流れを感じさせられた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする