キリンの飼育員の頑張りぶりや、救助犬とそれを必要とする人との懸け橋となって働く女性の活躍が紹介されていた。動物に関わる仕事は命を預かっているのだから何をやっても大変そう。でも誰かがそれを担わないと世の中が回って行かない。人の為になる仕事。私自身は幼い頃から自分の事しか考えない偏った子だったので、世の為人の為の精神が理解できなかった。子を産んで親になって、周りを見渡せるようなって少し考え方が変わった。何となくだけれど。若い時分からそんな考えを持ちしかも命に関わりを持とうと思うのは、元が違うと言うか偽善的で好きになれない。今回の彼ら、彼女らは好き嫌いで分けられるものではなかったがやはりどこかが違う気がした。命を大切に思い動物愛護の気持ちはもちろん理解できるがー。
叔母が危篤に陥ったと連絡があった。母は直ぐにでも見舞いに行け、とばかりに電話をしてきた。20年ほど前に祖母がそんな状況になった時も母は電話口で「今なら間に合うかもしれないから～」と私に訴えた。気持ちは分からないではないが、会いたい相手はそれぞれ違う。会いたいと思うのはあなたであって私ではない。高齢の母にそう言い放つのも気の毒で何も言わないが、鬱陶しい。日ごろから付き合いのある人やこちらが好意を寄せている人ならともかく、何年も会っていない親族の見舞いには行きたくはない。母はその後、姉と連絡を取り合い共に見舞いに行った。最初、自分は行けないと言っていたが悩みに悩んで結論を変えたらしい。今生の別れをしてきたと報告があった。考え方の違いはこうしたところに出る。元々母とは考え方が異なる部分が多いが、何故だか腹立たしい思いになった。危篤状態の叔母には申し訳ないが、嫌で複雑な気分になった。
生きているからこそ悩みもある。と前向きに考える事にして働く。働いていれば何か良い事もあるさ、と。何だか若者の悩みのようで恥ずかしいが、幾つになっても変わらないんだなー悩むって事は。もっとも年を重ねると全てを抱え込まなくて軽く考えられるようにもなるような。だから生きて来られたってところか。このところ抱え込んでいた仕事上の悩みも時間と共に軽くなってきた。一緒に働く仲間の影響も大きいかな。気心が知れ打ち解け出せば同じ悩みを抱えた者同士、話す事で気持ちの切り替えも出来る。今後どんな展開が待っているのかは分からないが、まだ頑張れる、頑張ろうと今は思っている。
働く全ての人々が何らかの悩みを抱えている。悩みの大きさには違いがあるだろうけれど、悩みのない人なんていない。生きている以上、仕方のない事。さて、派遣社員として短期バイト中の職場で悩みが大きく膨らみかけている。思っていたよりも仕事内容がハードだったのが一番の原因。体力的にも結構キツイ。次にやっと環境に慣れてきたかな、と思えたらその環境を一新すると言われ度肝を抜かれた事。これは私以外の人々も感じたには違いないが声を大にして訴える事も出来ず、上司の言われるがままにするしかない。何だかなー。短期だからと割り切って乗り切るしかないのだが（今まではそうやって乗り越えて来た）納得がいかず悶々としている。
テレビ出演の衣装に決まりはないがアナウンサーなら常識的な恰好で出てくださいよ、と言いたくなるような女子アナがNHKにいた。先程関東地方の天気予報に半袖姿で「明日は寒そうですね～」と気象予報士に話しかける非常識女子アナの姿があった。ご病気ですか？ 更年期障害で汗が出まくって仕方がないからこの季節なのに半袖で出たのか。どんだけスタジオは暖房を利かせて暑いんだよ。たまに夏に長袖の暑苦しい姿で出て来る非常識なのがいるが冬場の半袖はそれ以上に不快。夏の場合はスタジオのクーラー利かせすぎ、と腹が立つが今夜は本気でその女子アナの資質を疑った。今時は上司が服装について助言も出来ない環境なのか。情けない。こういうのが続くとますますNHKを見たくなくなる。ニュースや天気予報は民放より分かり易くて好感が持てると思っていたが、最近はくだらないニュースも多くつまらないと感じる回数が増えた。改革を望む。
