リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年1月31日 「産む機械」発言

2007-01-31 19:56:29 | Weblog
 やってくれちゃったねぇ、柳沢君。ただのおじいんの独り言だったら良かったのに。今はなんせ、厚生労働大臣ですものね。失敗したのよ、君は。本人は事の重大さをどれだけ感じていらっしゃるのでしょうか。他人からは分かりません。上司の安倍さんはかばっておられる様ですが、このままかばいきって終わるのか。そしてそれが、今後の彼らにとって最善の道なのか。過ぎてみないと判断がつかない。こっちとしたらどっちでも良いがあえて言うなら、辞めてもらいたい。だってそうでしょ、根本のところで女を見下しているのだから。情けない男だなぁ。恥を知りなさい。あんただって、その機械から生まれて来たんでしょうが。そこまで理解した上であの発言があったのか。胸に手を当ててよーく考えなさい。あともうひとつ、大そう不愉快に感じたのは笹川何某議員の一言。「手術をするなら早い方が良い。ぐずぐずしていてもしょうがない」的な発言。これって柳沢君は早いとこ断ち切って次へ進もうって事でしょう。おかしくない? 女を見下した事はどうでも良い、要は自分だという考え。同じ議員として謝罪する、人間として恥ずべき事だと反省する気はないのか。情けない。こんな人が国会議員だなんて。おかしな感性がまんえんしている先生達の世界に、改めて失望した。

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2007年1月30日 どろろ

2007-01-30 20:07:28 | Weblog
 手塚治原作らしい映画「どろろ」が公開中。内容を全く知らないし、興味もわかないのでほってある。時代劇っぽい姿だけでもう見る気が失せる。ごめんなさいよ。柴崎コウさんと妻夫木聡さん。一生懸命に殺陣の練習をしたらしいので。見たらもしかして感動する面もたくさんあって良いのかもしれないよね、けど生理的に受け付けないので今回は見送ります。このところ前向きに見ようとする映画も少なくてこんな事じゃいかんと思う。あっ、これはと感じたものはとりあえず見ておくのも良いのかも知れんなぁ。人間は常に後ろ向きになってはいかん。どんな時でも前を向いて顔を上げていかなくては。それに今の生活では下向きになる様な落ち込む要因もないしな。しっかりしろ、私。

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2007年1月28日 美少年コンテスト

2007-01-28 20:08:11 | Weblog
 先ごろ行われた、雑誌の美少年コンテストの裏側を覗いたドキュメントを見た。綺麗どころが11人。全国から集まってステージに立ち、パフォーマンスとファッションセンスで競っていた。会場には雑誌の読者も来ていて、お気に入りの子に歓声をあげる。綺麗な事でちやほやされるのは、女の子だけじゃない。男も美しさがあれば生きていける。中身はどうだって良い、とは言い切れないけれどとりあえずは美だけで売って生き延びられる。年と共に内面の美しさも追求される様になるのだけれど、後からそこらへんは考えるのでしょう。グランプリを獲ったのは、目がキラキラと輝いていた少年。映画出演が約束されていて、上手く行けば次々と仕事がやって来るのでしょう。まだ17歳。おごれる事なく、澄んだ瞳のまま成長して行ってくれるといいな。他人事ながら同じ世代の子を持つ母として、少し気になった。

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2007年1月26日 吉田修一

2007-01-26 20:40:56 | Weblog
 東野圭吾に続いて、初めての作家に挑戦。良くは知らないけれど、面白いのかなと、思い立って読んでみた。「最後の息子」。文学界の新人賞を受賞した作品で、芥川賞の候補作にもなったらしい。本当に? なんて思ってしまった。ごめんなさい、失礼な事を言って。けれど、そんな台詞を言いたくなる位、つまらない作品なんだ、実際には。読んだ後に残るものが何もない。そんなんで良いのか。良いわけがないでしょうが。考えても御覧なさい。人の心に響かなくて何が文学か! きっちりとそこらへんは考えた上で答えを出して頂きたい。漱石や太宰はやっぱり凄かった。そんなのん気な事を言う間もなく、圧倒されていた。少なくとも10代の私には刺激的だった。今、そんな作家がどれだけいるのか。悲しいかな皆無の様に思う。明日から漱石原作の映画「ユメ十夜」が劇場公開。時間を作って見に行こうかな。つまらない本を読むよりもずっと有意義かもね。納得しかねる事なのだけれど。

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2007年1月25日 東野圭吾・手紙

2007-01-25 21:35:31 | Weblog
 涙の大ベストセラーと話題を集めていたので、興味深く読んだ。映画も見ようと思いつつ見逃しているので、余計に楽しみにして一気に読み終えた。しかし、面白くなかった。思い入れが強すぎたのか、感動しなかった。主人公の大変さはそれなりに理解できたが、でっ何?と思ってしまった。これが大ベストセラーとはどうした事なんだい。誰が読んで、感動するのよ。この世界にはついて行けない。最近の感動物には乗り切れないって事を改めて感じた。映画も見に行かなくて正解だった様な。折角薦めてくださったエイ太さんには申し訳ないけれど。こっちの感性がいかれているのか、さほどの物でもなかったのかどっちだかは分からない。けど、ちと残念な気がする。多くの人々が感じる物になーんも心動かされる物がないなんて。寂しいよねぇ。欠落してんじゃん、どっか。こんな事でこの先良いのだろうか。悩むなぁ。

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