こどもの頃、走ったり投げたり跳んだりは得意だったのに器械体操だけは苦手だった。だから、体操選手の演技を見ると人間業とは思えず、凄いなぁと感心ばかり。昨夜の世界選手権。眠かったけれど、内村くんを応援したくてテレビ観戦。足首の怪我の状態が芳しくなく、彼が出場する種目だけを祈るような気持ちで見ていた。選手としてはもう終わりにした方がいいのだろうけど(痛々しくて見ていられない)本人が辞めると言い出さない限りは終わりになる事はないのだろう。大学生選手たちも力を付けて、それなりに頑張っていた。残念だけれど、2年後の東京五輪に内村くんが出場する可能性はかなり低い。そこにピークが来るのはやはり白井くんか。年には勝てない、なんて彼が口にするとは思えないが輝きのあった人程、引退するには勇気がいるものなのだろうなー。
国鉄時代とは比較にならないくらい、JR職員の対応は改良された。乗客を客とも思わなかった国鉄の職員たち。偉そうにして、切符も売ってやると言いたげな態度。公務員が多くの市民にたたかれて、接客態度を変えたのと同じ。さて、改良したとは言っても中には許せないような振る舞いの者もいる。昨日の朝、一部のJRに乱れが生じていた。最近は路線が伸びた事やシステムが良くなり過ぎた(?)せいで電車の遅れが増えた。安全運転の為には仕方がないが、しょっちゅうそんな状況だと嫌気がさす。通勤時間帯から少し遅めの時間だったが、来るはずの電車がなかなか来なくてホームにはどんどん人が溜まって行った。ホームにあがる前に電車遅延のアナウンスを聞いた。その為、改札機を通る際に駅員に「電車は来るんですよね」と確認。若いのに横柄な彼は「来ます」と一言。もうひとつ突っ込んで聞かなかったこちらのミス? 「来るには来るのだろうけど遅れずに来るのですか? 」その一言が足りなかった。ホームで10分程待ったが同じアナウンスしか流れない。このままだと仕事に送れる~。JRを諦め、メトロで行く事に決断。通勤に回数券を使っている為、取り消しの印鑑を押してもらうべく、先程の職員に申し出る。通常のサービス業従事者なら「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」と言うべきところ。そんな事は頭にないらしく、無表情で面倒くさそう(勝手なこっちの思い込み? )に印を押す。帰りに同じ券を使用し、乗車。改札機は通れないので窓口で駅員にその旨を話、通してもらう。救いだったのは朝の人とは異なる別の駅員は、対応に問題がなかった事。気持ち良く帰宅できたのだから好しとするか。でもなー。駅員の教育はキチンとすべきだと上の人に言いたい。
NHK朝ドラの視聴率が良いと聞く。最初良かったけどだんだんに下がっていく場合もあるが今回はどうなのだろう? 全くと言って良いほど朝ドラは見ていない。数年前のヒット作”あまちゃん”はクドカン作だったので興味があり、かなり入り込んで見た。面白かったし。主演女優が安藤サクラさんだと聞いた時、ちょっと関心が湧いた。一度見てみるか、と思ったのは確か。けれど、相手役の俳優が好みではなかったのと番宣で予告編のようなものを見て、一切興味を失った。満面笑みのサクラさん。そんな役だからそうなったのだろうが、あんな彼女見たくない。それだったら他の女優でも出来る。彼女にはあの人にしか出来ないつまらそうな、だるそうな、生きているのが嫌になっているようなそんな役をこなして欲しい。そんな役こそ演じて欲しいのだ。NHKは他で目のでた人気者を主役に仕立てる事を得意としているが、それはズルい。今回に関してはつまらん役を大事な女優にやらせているんじゃないよ、と言いたいくらい。勿体ないなぁ。そんな時間があるなら他の仕事をして欲しかった。オファーが来た時本人は拒んだが折角の良い話を断るなんて、と家族が説得したと何かで読んだ。いらん事をして。家族も彼女の本当の魅力を分かってはいないんだなー。
こんなタイトルでいいのか? と思っていたが、それ以上にこんな内容でいいのか? と言いたいドラマ。文句を言いつつ2日目も見てしまった。面白いのは吉田羊さんが出て来る場面。それだけ。気味の悪い夏木マリさんや友近さんも出ていなくてもいいのに何でいるの? イイ味が出せるマキタスポーツさんもややマジ気味でちっともおもろないし。他の多くの視聴者が感じているに等しく、何が言いたいのか分からない。19歳の新人俳優の岡田健史くんも見た目はいいが、当然の様だけど演技は下手で見るに堪えない。主演女優も可愛いいだけでつまらない。3回目はナシかな。以前はかっこよく見えた町田啓太さんも(今でもカッコイイけど)爽やかさが小泉孝太郎さんに通じるものがあって見ていてツライ。夏川結衣さんも素敵な女優なのに使い方がねー。勿体ないな。
是枝監督の作品に興味があり、大抵の作品は映画館で鑑賞している。”三度目の殺人”はここでも以前に記したが、主役俳優が好みではないので観に行かなかった。今回、テレビで放送されたものを観た。原作本と同様、結末についてイマイチ分からない部分があった。何故彼は殺人を犯したのか。理由が不明。理解不足なのかも知れないがそこがハッキリしないので、観終わっても(これは読後と同じ)面白い! とは思えなかった。正直、これについては主演俳優云々より内容に魅力がなく観に行かなかった、が正しいのかも。是枝監督については今年のカンヌ映画祭・受賞作品”万引き家族”や元をたどって”誰も知らない”がずば抜けて面白い。ダラダラとした映像、どこか小汚い(失礼!)生活感のあるものを描かせる事に長けている。次回作は外国人俳優と組んだもの、と噂に聞いた。楽しみなような、それでは生活感を表現するのは難しいかも? といらん心配をしたくなる。